おはようございます
入院生活11日目。
妊娠34週。
少しずーつ身辺が慌ただしくなってきました

産科の先生方にとって色々と一筋縄ではいかない私の出産。
この病院は私の住む地域で1番の周産期医療センターですが
なんとここで30年勤めている産科部長ですらストマが付いてる人の出産が未経験とのこと

=全員が未経験。
めっちゃ不安。。

てことで
一つ一つ心配事の対策をしてくれています。
まずは
クローン病について。
妊娠初期の頃にイレウスになりかけて
それ以来1.0前後をウロチョロしてなかなか下がってくれないワタシのCRP。
管理入院数日前の最後のクロン外来でもCRP0.9のまま、ヘコみ気分で先生に出産行ってきますの挨拶をして病院をあとにしました。
出産する病院の産科に入院してすぐ
栄養士さんが来てくれて
食べられるもの
食べられないもの
エレンやラコール含め普段の食生活
丁寧に聞いてくれて
心配していた入院食は「CD100%食」という名目で赤ちゃんへのカロリーも私の体調も考えた優しい食事を提供してくれています。
先日行った採血でCRPも見てくれたらしく、なんと数日で0.9→0.4に下がってくれていました〜



出産前に持病まで安定させてくれて
本当にありがたいです(ノД`)

次に来たのはWOCナースというストマ専門の看護師さん。
妊娠してお腹が大きくなった為に
ストマが中に埋もれてきてしまって少し気になっていると何気なく病棟の看護師さんに伝えたらすぐWOCナースさんに繋いで来てくれました

なんとなくのイメージで
WOCナースさんて女性だと思っていましたが、意外にも部屋に入ってきたのはちょっとオネエっぽいオジサンw
しきりに
「いやぁ〜、ストマでこれからお母さんになるなんて本当に嬉しいなぁ〜、
楽しみだなぁ〜
」

と言っていました(笑)
お腹が大きくなって埋もれてはいるものの、
とりあえずパウチに排出してくれていること
漏れが増えてないことを確認してから
お腹が大きくなるにつれて増えてきたストマ周りのただれをケアする方法を教えてもらいました。
あとは、前置胎盤は帝王切開したときに胎盤がよく見えるようにお腹を縦切りにするので
外科医の先生と共に手術中のストマパウチの選定と
できる限り手術の邪魔にならない貼り位置のマーキングをしてもらいました。
術後の具合によって私が自分でパウチ交換ができないときは
病棟の看護師さん達が交換してくれるらしく
慣れないストマケアについてたくさん勉強してくれてこれまたありがたいです



続いては
前置胎盤対策。
入院前に撮ったMRIによると
ワタシの胎盤はお腹側に付いていて
前壁胎盤というらしいです。
妊婦さんの中で1%ほどしかいない前置胎盤で
さらに少数派の前壁胎盤。
ワタシの引きの強さ…どんだけー!!!

胎盤がお腹側に付いていると
帝王切開で切り開くときに胎盤も一緒に切らないといけないんですって



そのため、ただでさえ出血量の多い前置胎盤の中でもさらなる出血が想定されるらしく
それに備えて自分の血液を貯めておく『貯血』というものを行っています。
他人の血を輸血するよりも自分の血を戻す方がよりリスクが少ないってことみたいです

300ml×週1の3回貯血を行い
計900mlの血のストックを作る予定ですが
妊娠して貧血が進んでる私、
果たして900mlも取れるのかドキドキです

昨日1回目の貯血を完了することができて
ホッとひと安心



貯血が終わるまであと2週間…。
どうか37週の予定日まで出血することもなく
万全の体制で出産できるよう
お腹の子よ
胎盤を枕にして押しつぶさないよう気をつけておくれよ〜(>人< )
Netflixで『恋は雨上がりのように』というアニメを見て毎日胸キュンしているまめが病室からお伝えしました


