術後の夜(ひとり壮絶なわたし) | 7コロリヤオキ。

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クローン病だなんてめんどくさい腸炎を抱え、
仕事に恋に友情に
あっちモヤモヤこっちグチャグチャ
誰にも言えないグチを吐き出します。

7回転んだら8回立ち上がればいいさね。

手術記録を書こうと思って、もう3日目だということに気付いた!
いやはや人生最悪の2日間だったえーん


まずは手術当日☆


ストマになって3年間元気な毎日を過ごしていたので、手術の実感わかなすぎて
手術室に着くまでお気楽だった私。


手術室のベットが暖かくて快適で
恐怖の硬膜外麻酔も無事に終わり

さぁーあとは寝るだけだ〜




( ˘ω˘ )…





ほいで手術が終わって起こされる。


「今日めっちゃよく寝れた〜♪♪」

といつもの朝だと思って起きると



ぐあんぐあん世界が回って吐きそうゲロー



え、これ現実?
そういや手術したんだった。。

吐き気止めを入れてもらって、
今何時か聞いたら夕方の6時だというので
めちゃしんどいけど家族に早く来てもらって
無事を告げて家に帰ってもらいました。

朝の9時から待ってもらって家族も相当な心労だったろうな(;_;)

どうやらこれまでの2度の大腸手術で癒着がひどかったらしく
剥がすのに時間がかかったのと
肛門を縫い合わせるのに時間がかかったとの事。
大変だったのに腹腔鏡で終わらせてくれた先生方えーん
本当にありがとうえーん



そっからが地獄でした。。



9時間も同じ姿勢で寝ていたので
尾骶骨の激痛!!(><)


どうやっても激痛!!


ものすごく眠いのに痛くて眠れない。


いくつも痛み止め使っても効かない。


右向いても左向いても上向いてもダメ。


激痛でHCUの看護師さんに何度訴えても全部効果がなく
本当に地獄だと思いました。
19時.20時.21時...
痛みに苦しみ続けて、ついに泣きそうになりながら「どうにかしてください〜(T_T)」と言ったら
一度起こしてみようか!となり

ここからが大変でした。


看護師さん二人にいきなり持ち上げられ
ガバッと起こされた瞬間

世界が回って

全身がしびれて
息ができなくなった。


そして、
「息ができないです〜!」
という言葉が出なくなり
「頭がへんですーうまくはなせませんー
こわいよーせんせいよんでーくーだーさーいー」
となりました。


本当にこのまま死ぬかと思った。

脳の血管が詰まっておかしくなったと思った。

家族と彼にもう会えないと思った。



看護師さんが慌てて先生を呼んだら、

偶然当直だった担当医が来てくれた!


「せーんーせーいーはーなーせーまーせーん」


私パニックえーん


先生は冷静にバイタルをチェックし、
採血をし、

「たぶん脳に酸素が回らなくて一時的にしびれて口が回らないんだと思う」
「手術も問題なくうまくいったし心配しなくても大丈夫だからね」

と言われ

意外とサラッと去っていきました(笑)



どうやら急に起こされたことによる
パニック?過呼吸?だったらしいです。


そのまま気絶するように眠り、

数分後目覚めたときには
だいぶ言葉も出るようになっていて
よかった戻れたと思いました(;_;)


そのときが23時。
明日まで乗り切れば終わりだと何度も思いましたが
もう耐えられないだれか助けてー痛いよ苦しいよと永遠に終わらない地獄の時間でした。



しかし、手術部の傷とお尻の痛みは全然余裕。

まさかの腰の痛みでここまで追い込まれるとは^_^;


耐えに耐えて一睡もせずに
モニターの「ピッピッピッ」の音に合わせて
平井堅の大きな古時計を永遠に唱え続けて朝5時になったときには
夜が明ける奇跡に感謝しました。


思い出すだけでも動悸がする
そんな手術後の夜でした。


超長くてごめんなさいアセアセ