「最近、仲の良かった友人が立て続けに亡くなってねえ……。寂しくなった……」
知人の男性がポツリ、つぶやきました。あなたの周りでは、いかがでしょうか。
私も歳を重ねるごとに、訃報を聞く機会が増えてきました。
知人、友人、両親、家族……、相手が大切な人であればあるほど、その悲しみは深いものです。多くの人がそんな死別の悲しみを抱えながら、生きているのだと感じます。
富山県高岡市の伊東文平さん(77)も、そうでした。
でも、今ではイキイキと笑顔が輝き、喜びにあふれています。何があったのでしょう。
50年連れ添った妻・佐代子さんを失った悲しみの人生が、生き返った経緯をインタビューしました。