今日のアジフライVol.100
静岡県由井「さくら亭」
アジフライ定食830円
大根おろし100円
桜えびかき揚げ380円
桜えびが有名な由比にやってきました。由比でも有名な「ごはん屋さくら」。パンフレットやそこらの地図に必ず載っているお店です。案の定、お昼前に行ったらお待ち20組、二時間待ち。日差しの強い中お店が用意したテントの下でイスに座りながら順番を待ちます。本当に二時間で呼ばれました。
名物は桜えびのかき揚げ。春と秋、計約5ヶ月間、それも日本では静岡県の駿河湾でしか漁が許可されてないそうです。
でもここはアジフライ。アジフライがある事をわかっていてここに来たので、ここはアジフライを頼みます(蛭子さんみたいね)。でも、単品でかき揚げもつけました。本当はつけなくてもいいんだけど、ここ以外で食べられないよ、という誘惑に負けました。由比でのマナーのようなものも感じて。
さて、アジフライ。見た目は平べったく可愛げのある三角タイプ。アジ三枚?と思ったら、三枚目はつみれのフライでした。メニューには書いてないし、アジフライを食べたい人はつみれフライを食べたいと思ってないから、ちょっと戸惑う。
食べてみる。身もふっくらしてて、ザクッと感が良くて、美味しい。
だけど、港で食べるアジフライかと言われると、なんか違う。鯵感があまりなくて、ソースや醤油を何もかけなくてもご飯といただけるだけ塩味というか、香ばしさがしっかりあって、こういうの好きよ。大根おろしで頂くとさっぱりしてこれまた美味しいんだよね。でもこの海が目の前に見える店で期待してたのとは違うのよね。あぁ、鯵だよねぇとわかる程度の鯵臭さがほしいし、もっとひん曲がっててほしい。
ただ830円という価格を考えると、東京の街中定食価格とかわらない。やはり目玉商品ではないからこんなものなのかな。一応、目の前の港で採れたものだそうですが。
あおさ汁はとっても美味しかった。
小鉢はマグロのつくだ煮と漬物。これらはいたって手の混んだものではなく、あまり箸が進まなかった。
そきて、さくら海老のかき揚げ。こちらは、空気をいっぱいに取り込んでいて、見た目は嵩があるけど(てほぼ写ってませんが)、口に入れると萎んですぐなくなってしまう。何度もその感覚を楽しむ。少しおもしろい。でもちょっと油っこさがあるかな、かき揚げだからこんなもんかな、と思っていたら、他でも食べたことがある人曰、はやりこれは油っぽい方だそうです。
