第9話の後半から同様、貞一が夕子さんの記憶を見るというストーリー。
完全にオリジナル展開で、貞一の夕子目線のままずっと進んでいきます。
最終話に向け、話を広げて収束させる必要があるせいか、どうも説明している感じ。
それと夕子が人身御供となった経緯を見ていくわけですが、ガンガン進んでいて
結構ハイペースだな~という印象でした。
夕子の妹、紫子(=霧江の祖母)の若かりし頃が初登場。外見は霧江が髪が長くなった感じだが、
霧江と夕子のちょうど間くらいの顔だった気がします。霧江はやっぱり夕子さんに近いんでしょう。
CVが佐藤聡美だったのがちょっとな…なんか違うなと思ったのは自分だけかな?
そして「アサちゃん」なるキャラが登場。
CVは平田真菜ということで、ああバカテスの島田葉月の人ですね。
こういう小さい女の子役をやらせるとしっくり来ますねえ。
この子が結局夕子の運命を決めるキーマンになってしまうわけですが、
「アカヒトさん」に至る話はどうも強引かな~と。
追い込まれているとはいえ、戦後の話なのだから、人身御供という選択肢にいくのには
相当の強い理由付けがない限り、まずありえないと思うんですよね。
結局夕子さんが例の祠のところに閉じ込められるのですが、ここでの様々な思考、
悲観であるとか悔恨であるとか、そういう流れはとても表現だったと思います。
原由実さんって、ああいうおどろおどろしい声も出るんですね。さすが声優。
さて、来週以降は切り離した影夕子中心に展開するんでしょうか。
そして最終話は幽霊である夕子さんにとってハッピーエンドとなるのか、
それともバッドエンドになるのか…う~ん気になります…。