【声優】新井里美さん、4年前に結婚していたことをブログで報告 子供は1歳9ヶ月
http://seiyuusokuhou.blog106.fc2.com/blog-entry-2220.html
新井里美さんといえば、「とある~」シリーズの白井黒子役を筆頭に
あの独特の声と話し方でインパクトのあるキャラを演じてこられてきた名声優さん。
「ジャッジメントですの!」とか、そのシリーズを見てない私ですら知ってるくらい。
その新井さんがブログで4年前に結婚しており、子供がいることを公表した。
まずは素直におめでとうございます、ですね。
新井さんはちょうどその頃に休養されていた時期があり結婚説がまことしやかに
語られていたものですが、これは結果的に正しかったことになります。
この件については、ちょっと思うところがあります。
人気声優さんが結婚について公表することに、まだ抵抗があるのだなと感じました。
恋愛や結婚について、いまだにタブー視されているということの証左と言えます。
その責任は誰にあるかといえば、ことさら恋愛・結婚で騒ぎ立てる一部の
ファンを自称する気違いな人たちでしょう。
残念ですが、そのような人間が存在し、困ったことにそういう人たちほど声が大きいのです。
声優に限らずアイドルとか芸能を生業とする人たちは、なぜか恋愛や結婚といった
ごく普通の基本的な人としての権利を蔑ろにされがちです。
私はそのことに強い違和感があります。
芸能の世界に身を置く者とはいえ、彼・彼女たちもまた人であります。
当然ですが、彼・彼女たちにもそうする権利があります。
『プロならばそういうことは見せない、分からせないようにすべき』という意見を耳にしますが
思い上がりも甚だしいのではないでしょうか。
確かに『商品』としての側面がある仕事であるのは否定しません。
しかしながら、そうである前に1人の人であり、それぞれに人生があります。
『モノ』である『商品』ではなく、『人』としての『商品』であり、
単純に『商品』であるから、という括り方で語ることは大きな間違いです。
何人たりともその人生について指図をする権利はないのです。
しかも、そういう思い上がった人たちに限って、自分たちの恋愛や結婚を望んでいます。
おかしな話であるとは思いませんか。
そうやって声高に気が狂ってるかのように糾弾していることを、自分が望む。
ならば、芸能を生業にしている人たちだって同じではないのか。
恋愛や結婚とか、おめでたいことは素直におめでとうと祝福する。
それが本当のファンではないのか、と私は考えます。
残念ですが、そう考えることのできない声の大きい人たちが自称ファンとして
たくさんる居るのだという現実が、新井さんのように、公表に躊躇する人が
多く存在しているのだと思うと、なんともやるせない気持ちになります。
そんな「気違い」が少しでも減ってくれるように心から願うばかりです。