501部隊発進します! | 今日もGOOD DAYS!!

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艦これは人生
競馬は季節感
アニメとマンガと声優とITがだいたいを占める社内SEの日常

アニメを始めとしてメディアミックス展開をしているストライクウィッチーズシリーズ。
コミック版や小説版でもアニメ同様の燃えと萌え、熱い戦闘などは変わらない作品が多い中で
異質な存在なのが「ストライクウィッチーズ公式コミックアラカルト」とタイトルの
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!」の2つ。

公式コミックアラカルトはすでに4冊出ていて、毎回数人の作者の作品が収録されています。
内容的には「小ぃサーニャ」を始めとしてギャグ系の割合が多く、パラレルワールドと言えるもの。
これはこれでまあまあ興味があれば買ってみてもいいと思います。
ただ、「小ぃサーニャ」単体で単行本化されていますが、こちらはコミックアラカルトと
収録されているものが同じなので、買う価値はほぼ無いと言っても過言ではありません。
私は買いましたけどw

そしてもう1つパラレル色が強いのがこちら。

ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ! (カドカワコミックスAエースエキストラ)/藤林 真

¥798
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こちらは単一作者による4コマギャグマンガです。
基本的に、11人それぞれが出てきますが、性格はアニメ等ベースにしてかなりデフォルメされています。
具体的に言うと、エーリカ、シャーリー、ルッキーニの3人のトラブルメーカーぶりが
かなり強調されていて、ほぼ毎回彼女たちが何かを起こしていますw
そしてそれにツッコむのが、アニメ以上に炊事洗濯担当が強調されている宮藤と、
生真面目さが強調され、姉バカぶりがかなり緩和されているため、苦労性な役回りのバルクホルン
豪放磊落なのだけど、アニメ等より現実的にいろいろ判断できるためにいろいろ苦労している坂本少佐
の3人が苦労して呆れてツッコミを入れるという、なんとも不思議な感じだけど、
でもなぜかすんなり受け入れられてしまう作品です。

前述しましたが、割とアニメ等のベースは生かされているんですが、特徴を強調している面がるので
アニメ等では部隊のお母さん的な役割で落ち着いているミーナ中佐が、あのバカ舌 味覚障害ぶりが
強調されています。そしてしばしば料理の腕を振るおうとするため、部隊内を恐怖のどん底へ突き落とします。
リーネは名塚さんに影響されたのか、黒リーネがことさら強調されておりますw
ペリーヌ、エイラ、サーニャは相変わらずです。

ギャクマンガのため、アニメ等のテイスト以外はだめだという人にはおすすめできませんが、
パラレルと割り切って読めば、ストライクウィッチーズシリーズを追いかけている人はもちろん、
最近知ったという人でもかなり楽しめるものだと思います。
個人的には公式コミックアラカルトより、こっちを推したいですね。

ぜひ読んでいただければと思います。

キャラクターを違う方向で広げることができるので、新たな楽しみがありますし、
こういうギャク化するのもやっぱり必要だと思います。