プログラミング教育が始まると聞いて、なにかとんでもない恐ろしく難しいものが始まると思っていませんか?
今までも、中学校の技術で、簡単なプログラミングについての授業が行われてきました。
それが、小学校に下りてきますが、プログラミングの言語を学ぶわけではありません。
私たちの時代には、もちろんプログラミングの授業などありませんでしたが、プログラマーやシステムエンジニアになった同級生がいます。
文部省のホームページも見ましたが、それほど専門的なことが扱われるわけではないので、心配には当たらないと思います。
家庭でできるプログラミング思考の育て方。
プログラミング思考とは、簡単に言うと「段取りを考える」ことです。
料理を作るときの段取りを考えるのも立派なプログラミング思考です。
どんな料理を作るかを決めるときには情報を集め判断します。
例えば「最近何を食べたか」「暑いか涼しいか」「栄養に偏りがないか」「材料があるか」など。
作る料理が決まったら、材料をそろえる必要があります。
「買い物に行く必要があるか」の判断が必要です。
必要な品物によって店が違います。選択することになります。
もし、売っていなかったら、別の店で探します。 繰り返しですね。
ここに出てきた、「情報を集める」「判断」「選択」「繰り返し」などがプログラミング思考でも求められます。
「一緒に明日の夕食を考える。」ことでもプログラミング思考が育つのです。
また、ジグソーパズルなどでも「どうすれば効率よく完成できるかの手順を考える」ことがプログラミング思考につながります。
何より、日々の行動を指示されるばかりでは、プログラミング思考は育ちません。
育脳教室では、子供たちが、どんな順番で課題を進めるかを自分で決めています。
子育てサポートルームには、パズルやブロックを置いています。
自分で段取りを考えて行動させることが、プログラミング思考を育てるカギになります。