ドラマ最終回を迎えてきてます…。
まとめて最終話の感想を簡単に。
「降り積もれ孤独な死よ」
ベタな感じかもしれないけれど、よい終わり方だった。
ここまで、親からの虐待などをはじめ、見るのがつらくなるような描写多かったけれど、
暴力の連鎖でなく、
守るということの連鎖をつくっていくっていう、
希望の持てる結末でよかった。
現実はそんな楽観的なことはないんだろうけど、
せめてドラマの中だけでも、希望の光が欲しいと思うから。
「一緒に生きましょう」って冴木の台詞、
2話前の「一緒に逃げましょう」の対比になっているんだね。
タケルの母親は精神的におかしいってことなのかな…。
生きているときに大切にしないでおいて、死んだあと、かたくなに死を認めずに、
こんな結末に…。
タケル役の杢代くん、出番少なかったな…。
「君とゆきて咲く」の新之丞様と全然雰囲気違った。
回想シーンで灰川十三の、サングラス掛けてない、優しい笑顔…。
これまでの怪しげな厳しい表情とはうって変わっての慈愛満ちた笑顔に、さすが小日向さんだなと思った。
こどもたちが「お父さんにお返しできていない」と言うのを、
「大きくなったら他の人にお返しすればいい」って。
そういう優しい世界になったらいい。
でも、実の子どものジュンにもう少し言葉を選んで接していれば、
こんな凄惨な事件(地下室での白骨死体事件)は起きなかっただろうなぁ…。
花音を陰ながらずっと守っていたリョウにいちゃん、
守れたから満足なんだろうか…。
報われたいとか思っちゃう私には、
そんな生き方苦しいし、切ないとしか思えないな。
ラストシーン、
花音と冴木が手を繋ぐ瞬間がチラリと写った…。
2人の行く末はそうなっていくんだろうね。
野間口さん、ただの刑事課課長だった。
野間口さんキャスティングだから何かあるのかなと疑いを消しきれず見ていた(笑)
視聴者を惑わすためのキャスティング?
出演シーンも売れっ子バイプレイヤーにしてはそこまで多くはないし。
「タカラのびいどろ」
よかったけど、少し物足りなさも残ったかな…。
タカラ先輩のバックグラウンドにある過去、
「自分も母親と同じ。欲しいものはなんとしても手に入れようとしてしまう…」と苦悩していた。
でもなんとしてでも手に入れようとするエピソードもないから、
「苦悩しなくて大丈夫だよ~」としか思えなくて。
タカラ先輩の圧倒的な美しさとカッコよさ、(ツンデレ?!)、
大進の、純粋すぎるほどの可愛らしさ、
役者さんのビジュアルと演技はよかったと思う。
脚本がもう少し…とは思うけど、
原作とドラマの尺の関係もあるから、そういうの難しいのかなと思った。
「三ツ矢先生の計画的な餌付け」
ゆるっと見てきて、話数も多くないし、
キュンキュンさはあまりなく、安心して見られるドラマだった。
石田くんの、「先生の側で勝手に幸せになります!」って台詞、
ある意味新しいのかな。
相手に『幸せにしてもらわなくてもいい』、
自分がそばにいると選んだことが幸せなのだから。
BLって歳の差カップルストーリー結構多いと思うんだけど、
(このドラマは26歳差だっけ?)
歳を取ると介護って問題が出てくるから、なんか、現実を思うと複雑になるかな…。
ドラマで現実を考えるなって、冒頭で書いたところだって言うのに(笑)
料理作るの好きな人からすると、相手が「美味しい」って笑顔で食べてくれるのが、
恋愛的に惹かれるポイントになるんだね。
このドラマの三ツ矢先生と石田くんもそうだし、「ひだまりが聴こえる」の航平と太一もそうだし。
料理苦手な私なんかからすると、「食べるばっかりじゃなくて、たまには作ってくれ」みたいにしか思えないかも(笑)
もちろん「美味しい」って言ってくれれば嬉しいだろうけど。
今夜このあとは、「君とゆきて咲く」が最終回。
淋しいなぁ。
最終回前インライということで、
柊太朗くん、奥くん、藤岡くん、庄司くんのインスタライブ見た。
プライベートで仲いい4人だからの、インライだったんだね。
話の7割はゆるっと雑談というか、遊びに行った話だった。
ドラマの話は少し。