「25時、赤坂で」ロスで、TVerで1~3話もう一度見てしまった。

ほんとオタクな、中身のないブログですが、書かずにはいられず…。

個人的おぼえがき、メモ。

 

 

 

 1話 再会

 


「嫌だったら言って」

この羽山さんのセリフ、9話と対比になる。

9話では白崎くんが言うんだけど。

ここのシーン、改めてみても本当に美しいキラキラ

 そういえば、9話の白崎くんが羽山さんに迫って、煽る(?)シーン、

「嫌だったら言ってください」のシーンね、

めっちゃ原作の白崎くんっぽさあったなと思った。私だけかな。




羽山さんが自販機のコーヒーおごってくれるシーン。

よく一緒に仕事してる佐久間くんのコーヒーの嗜好は覚えてなくて、

「俺はミルクだけ入れる派だから覚えておいて」と言われる。

白崎くんには数年ぶり(4年?)に会うのに、ちゃんと嗜好覚えてて、砂糖とミルク入りで買ってあげてる。


 

羽山さんが白崎くんの前髪愛おしそうにさらりと触るところ、1話からだったのか~。

でもこうなる流れも自然だった。

白崎くんが佐久間くんの気遣いに気づかず、NO忖度発言しちゃって、佐久間くんが誤魔化すように、白崎くんの頭をぐしゃぐしゃなでたので、前髪乱れてしまった。

それで「前髪くしゃくしゃだよ」と、

羽山さんが前髪直す感じで、さらりと触ったんだよね。

このドラマの脚本って、よく練られてるんだなと、些細なところでも改めてわかる。



  「僕のこと覚えててくれたんですか?(大学時代)話したことなかったのに」

「一度だけあるよ」

その一度がどうだったかの話はしない。

羽山さんにとってとても印象的な、転機になった一度。

 


原作にはないオーディション場面、ドラマ制作者さんたちの意図があってあえて入ったシーンなんだ。

オーディションで監督に「役との共通点は?」と聞かれて、ないと答える白崎。

共通点がなくて、もし演じることになったらどうするのかと問われ、

「共通点はまだ見つけられてないけれど、絶対あるはず。それを探したい」とバカ正直に答える白崎くん。

その答えでどうして売れっ子俳優の相手役を掴めたのか、はじめ見た私には不満でした。

でもそれは、劇中ドラマとリアルがリンクしていく仕掛けなんだね、と今更気づいた。

浅い私ですんません…。

 

 

 

 

 2話 水族館デート回


 

おうちコーヒーでも、ちゃんとコーヒーソーサーの上に砂糖とミルク添えてある。

入れて飲んてる。

こういうのもしっかり作られてるんだね。

 

白崎くんが言う、この世界には2種類いる。

羽山麻水は「見つけてもらえた側」

見つけてもらえて、期待されて、この世界に呼んでもらえた側。

俺は「門を叩く側」

何年も叩き続けている。

 

でも麻水さんは言う。

「白崎くんは見つかっているよ」「期待されている」

「白崎くんを見ている人がいるよ、絶対」

口にしないけど、白崎くんを見ている人は自分だもんね。

 

おうちでは、名前を呼べなかったけど、水族館デートでは名前を呼べるようになる。

距離が近づく回。

 

 

 

 3話、おうちお泊り回

 

原作に出てくるエピソードがようやくいろいろ出てくる。(全く同じではないけれど)

麻水さんの手作りカレー、ドライヤー、「セミダブルってエロイね(笑)」の台詞。


 

白崎くんのマイ・フェイバリット・スィング、好きなもの。

映画、芝居、イチゴのショートケーキ、カレー、ハンバーグ、坂道から見下ろす景色…

ちょっと文学っぽくて良くない(笑)?

 

ショートケーキもハンバーグも、このあとの回で出てくる。

眠そうに聞いていた麻水さんだけど、ちゃんと覚えてる、さすが愛(笑)

 

アパート近くの坂道から見下ろす景色、夕焼けも綺麗だけど特に朝がいいっていう。

次の日の朝、二人で見下ろすし。

最終回、2人の思いが通じ合う場所になるっていうのも、ちょっと伏線じみている。

 

その景色を見ていると、「俳優として輝けるようにがんばろうって思う」

 

「好きってそういうことだよね」

「存在しているだけで、力とか勇気をもらえる」と、麻水さんが答える。

これは一般論ではあるんだけど、

麻水さんの体験と実感がこもった言葉だったと、7話でわかるんだよね。

大学時代、羽山の見た目でなく演技を見てくれていた白崎の存在があって、

それに力と勇気をもらって、芝居が好きだと自覚し、

モデルから俳優の道へ進んだんだもんね。

それでがんばってこれたんだもんね。

 




 

いや、見直すと、さりげないシーンや台詞に小物に、いろいろ深い意味があったりするんだな、と新たな発見もあり、楽しい。

 

駒木根さんの、麻水さんの表情の作り方、うまいんだな。

穏やかで優しげで、感情を大きく表さない、謎めいた感じもあるけれど、微笑む表情が原作の羽山麻水っぽい。

 

新原くんの、ちょっと固くて、真っ直ぐな感じ。

1話見たときは正直結構戸惑った。

白崎は新人だし初のドラマ出演で緊張している、演技もぎこちないという設定あっての、

演技プランなんだろうなと。

でも、羽山との距離が近づいて惹かれていく中で、表情が豊かになっていく。

 

 

このドラマにこんなにハマるとは思ってなかったー。

久しぶりの沼…「美しい彼」以来の沼り方かも。


ハマるの遅かった…。終わっちゃった…。

今さら感…。

他の話も見直したいけれど、どうするかなぁ~。

 

 DVD買う?

いや飽きっぽいんだよね、私。自分でも呆れるくらい。

 他のことに全然 手がつかなくてやばい…