実家にあった楽譜の記録。めっちゃ私的な忘備録です。
まず初心者用から。
 
 
 
ピアノ初心者が始めて手にして練習する「バイエル」
その退屈さにたいていの人が挫折しかけるという悪名高いバイエル。
ピアノ経験者はみんな「バイエルやってた~懐かしい~」とかいうんだけど、その話に全くのれない。
私はバイエル使ったことないんです。
 
このグローバーという教本を使っていました。
幼児用からVOL3まで。本来5まであるらしいですが、3までやったあと違う楽譜へ。
 
教本で説明的な楽譜、ピアノ併用曲集で応用したピアノ曲を仕上げるという感じでセットで使っていました。
 

 
初めに説明があり、それを使用した楽曲の楽譜がある。
例えば幼児用レベルだと、
ド・レ・ミ・ファ・ソまでの説明のあと、「ちょうちょ」の楽譜。
その次にラ・シまでの説明のあと「咲いたチューリップ」の楽譜。
  
アメリカ民謡(スワニー川、草競馬)など単純だけどなじみのある曲が用いられていて、楽しく練習できる楽譜です。
挿絵イラストも入り、とっつきやすい。
もう少し中級になると、クラシック曲の有名なモチーフを簡単に編集した楽譜も使われ(ブラームス交響曲第1番、ベートーヴェン第九、サン=サーンス死の舞踏、etc)、クラシックの入口にも適している。
 
 この教本のせいか、そんなに退屈とか、苦痛をあまり感じず、ピアノをやってきました。
ただ単にろくすっぽ練習してなかったから、退屈とか感じなかっただけなのかもしれないけど泣き笑い
 
 
この楽譜も幼児用で、使った形跡がある。
多分、幼稚園年中のときの1年間習った先生のとき使用した楽譜なのかもしれません。
 
この間ららぽーとの島村楽器で見てきたら、
 これも、グローバーもどちらも楽譜売り場にありませんでした。
マイナーな教材なのかな…。
 
 
 
練習曲として次にやったのが、ハノン
もう30年以上前なので、シミと黄ばみがひどい。汚らしい楽譜ですアセアセ
見苦しくてすみません。
 
 
 
メモ書きがある…
 もうこの楽譜処分するので、なんか写メってしまった。
O先生は結構字で書き残してくれることが多くて、今振り返ると有難い…

妹と私、同じ楽譜共用していました。
私が1年、2年か先に習い始めたので、私のほうが先を進んでやっていて、その後を妹が追っていました。
お下がり…、洋服などはまだしょうがないかと思いますが、(それだってイヤなことだろうけど)
今思うと楽譜のお下がりは教育上良くなかったんだろうなぁって思います。
妹には本当に申し訳ないアセアセ
この件、後に別に記すと思います。
 
ハノン案外嫌いではなかったかも。頭からっぽにして弾いてた。
リズムバリエーション変更して練習したり。
このメモ書き見ると、小5のときまだハノン使ってたのか?
いや、復習自主練でやっていただけだと信じたい。
 
 
 

グローバー教材の次に、
ハノンと共にやったのが
ブルグミュラー「25の練習曲」だと思う。
表紙写メったのに残っていなかった



落書きひどい…
他の楽譜にはもっとひどい幼稚な書き込みたくさんあって、恥ずかし真顔って感じ。
「25の練習曲」は、
綺麗な旋律で、曲への思い入れをそそるタイトルもついていて、結構好きでした。
1987年10月1日終了と書いてある。9歳か。
 
 
 
驚いたのが、のちに出されたブルグミュラーでは、タイトルが変わっている!
これは、妹が成人したのち、ピアノを再開したときに購入したと思われる楽譜。
おそらく、2005年頃発行されたもの。
 
 
 
ソナチネ・アルバムも好きだったな。
 いつからいつまでやったか記録はなし。
小5か小6くらいまでやってたのかな。
 
 
 この中のとある曲を練習していたら、
母に「あんた、なんでこんな曲知ってるの!?
「チープ・トリック知ってるの!?」と驚かれたことがある。
 もちろん、ソナチネのほうが古いので、
チープ・トリックがこのテーマを使って作曲したんだろうけど。

あとここに載っているモーツァルトのソナタ、アニメ「ママは小学4年生」のエンディングのモチーフになってた。

ソナチネ・アルバム、どれも小品だけどいい曲だと思います。


(続く)