乗船場はすでに中国だった。 | 狂犬dogsのブログ

乗船場はすでに中国だった。

日本人がぜーーんぜんいなかった。
昼頃に乗船して、その日の夕食後の乗船客歓迎会までまったく日本人と会わなかった。
むしろ日本人いないんじゃないのかってくっらいだった。
 そしたらカラオケの時にやたらはしゃいでる日本人がいて、酔っぱらってるようでいやだっった。
でも、歓迎会の後話しかけてみた。(やっぱ言葉が通じる人には話しかけるよ~)
そしたらその人は、ひと味もふた味も違っていた。
『何をしている人ですか?』
『北京で教師をしている』
『やっぱりそんな感じやとおもいました~』

 そこから色々話していたら、どうやらその人は『反共産党で民主化運動』をしている人だった

おお!まじか!そんな人が中国で先生をしているのか!

 その人、めっちゃ大きい声でそのことを話し始めた。
そしたら僕の後ろの中国の人が激怒!!!マジ激怒。。。
『おまえどこのだれだよお!!』
『本気で言っているのかアア!?』
『おまえなにいってるんだよおお!』
『まともじゃねえよ!おまえまともじゃねえよ!』


 実際はもっと色々言っていたと思うけど、こんなんしか覚えていない。
共産党をバッシングすることは、本当に命がけだ。
外国人でさえそんなんだから、中国人が反共産党を掲げることは本当に命がけだ。家族の命まで含めて命がけだ。

それがぼくの航海一日目。
濃ゆいな~~

いろいろ話を聞いた。
天安門まえで活動していた時に拷問されたこと。
同じように船でしゃべっていた時に船から落とされたこと。(船長とは知り合いだから、すぐに高速艇で拾ってもらったそうです。)

その先生が言ったことで頭のノートに書いておいた言葉は
『地位、名誉、財産を持つな。信用出来るのは持っていない人間だ。』
それが正しいかどうかは僕にはまだわからないけれど、それが一つの何かの答えなんだと思った。