フルマラソン完走すると

【人生観が変わる】

って…
そんな好奇心から始めて

見事完走を果たし
チャレンジは成功。

結果、人生観は変わりました。

というよりも…

半年間、計画を立てて練習しましたが、実は三年前に、二年前に、

「二度挫折」

していました。

●目標の
ウィメンズマラソンエントリに
失敗したこと

●何もわからず、
ただがむしゃらに走り、
膝や股関節に負担がかかったこと

●脚に広範囲火傷を負って
1ヶ月程歩く事もままならなかったこと。

それらは全て言い訳

けれども、多少なりとも覚えた

「楽しさ」
「達成感」

を完走した時に、どんな景色がみえるのか、、、

が、

やっぱり知りたかった。
経験したかった。

昨年エントリー開始の案内をみて
再び頭のなかで

「ロッキーのテーマ」

が流れました。

今度は挫折しないよう
自分なりの計画を立てると共に、
単発でランニングスクールに参加したり、
予定通りにできずとも、
諦めることだけはしなかった。

「体の使い方、走り方」

を習うことで、
「より楽に」
「より楽しく」

走れるようになっていきました。

試走会では、全く無知だった
マラソン大会の様子や色々な情報を得たり、

楽しくおしゃべりしながら、
そして励まし合いながら、

ラスト6〜7キロは
本当にキツかったけれど
心強いサポートのお蔭で
走り切る事ができました。

そしていざ本番
頼れるサポートや支えなく

「一人で」

初めてのマラソン大会

試走会とは違い上手くペース配分できずに、10キロを超える前から既に辛かった。

「今日は駄目かも知れない」

けれども沿道の沢山の応援が
一人で走っている感覚を拭ってくれ、大いに励みとなり力が湧きました。

しかし20キロ地点では、膝や股関節の違和感と闘いながら…

「やっぱり完走は難しいかもしれない」

と何度も過ぎっては、
また応援に励まされ

スクールで習った体の使い方を思い出し、

「声援を力にして限界まで走ってみよう」

と、ひたすら前だけをみて進むことができ、

あと残り10キロ…

泣きそうな位限界を迎えた頃

「私の名前を叫ぶ」

応援が聞こえると
不思議と瞬間に痛みが飛び
脚が軽くなりました。

が、また痛みがでてきてはストレッチをしたり

怪我の痛みではないこと確認しながら

ここからが更に長くシンドかったけれど、再び沿道の皆さまの応援で頑張れました。

「頑張れー」

って
物凄いパワーなんです。

そこからは自分で自分の尻を叩きました。

気持ちではなく実際にペシペシ!

気合が入ります!

自分に

「頑張れ」

声に出して走りました。

ラスト3キロ

脚が固まってきて歩く速度になり

「頑張れ」

呟き続け

もう歩いても
制限時間内にゴール出来るところまできた時

ゆっくりでも何としても

「走った格好でゴールしたい!」と

ゴール近くなるほど
声を張り上げた沿道の方々に力をいただきました。

頑張る!って
頑張れ!って

苦手と思っていましたが

それは自信のなさであったり

「頑張った先の喜びを知らなかったからだったな」

と今は思えます。

私の小さな価値観。
やり方を覚えて
少しずつハードルを乗り越えて
前に進む。

「出来なかったことが出来たとき嬉しい」

一人ではできない事も
誰かに助けてもらったり
教えを受けたり

走る楽しさを覚えたり
体力や気力が向上する
ことは勿論ですが

私にとって
フルマラソンチャレンジは
思ってもいなかった

【人生観が変わる】

ではなく
今既にある、
またこれまで受けてきた

「感謝の想いを再確認する」

べく
有り難く貴重な経験となりました。

「好きなことを
頑張る!って楽しいことだ」

今、私に必要なことにも気付けました。

達成までの気づきや感動
まだまだありますが

チャレンジを続けて成長の糧にしてまいります。

備忘録として
記しておきたかった想い
長文お目に留めていただき
ありがとうございました。


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