去年、息子は右肺気胸で救急車で運ばれ入院と手術した。
(肺に穴があいて空気が漏れて肺が萎んでしまい呼吸困難になります。成長期で痩せてる男性が発症するのが多いみたいです)
その時の検査で左肺にも穴があく可能性がある事を知った。
もう片方は死ぬまであかないかもしれないし、気圧の関係や生活しててふとした時にあくかもしれないし、いつくるかもわからない。
と言われてた。
最近、天気の気圧で手術した胸や傷が疼いてたので、特に気にかけて注意を払っていたが、左肺気胸になり手術することになりました。
注意してても穴があくときにはあきますよね
去年の手術で入院は経験していたし、穴があく可能性がある事はわかっていたので、電話がかかって来たときは慌てたりすることなく、
き、、きたか…
という感じで、前回入院した時の事を思い出しながら対応でき、
息子と対面した時も
きちゃったねーー
と2人で苦笑しながら話ししてました。
こうやって軽い感じで話ができるようになったのは前回の入院の時がきっかけで…
前回の入院や手術が決まった時は、自分が病院で看病するって事が今迄無くて、1人でいる時に凄く悩んだんです。
どうして息子が…
丈夫に産んであげれなかった…
痛いよね。できることなら変わってあげたい…
とかとか。
もう頭の中を色々ぐるぐる回って、手術の事とか考えると、もう泣けて泣けて。
2週間くらいの入院だったのですが
入院して最初の頃、毎日仕事終わったら体を拭きに病院へ行ってたら、体を拭いてる最中に息子に
「母さん、顔疲れてるけど…大丈夫?」
と、逆に心配されてしまったんですよ。
あかん!!これはあかん!!
これから手術控えてる息子の方が不安なのに!
迷惑かけてしまったとか、悪いなって思わせながら手術させるのか!あかん!!
泣いて治るならいくらでも泣く。
丈夫に産んであげれなかったって、もう産まれてきてる。
変わってあげることは実際不可能だ。
今の息子にできることを!!
と思いまして。
できること…自分が今できること…
いつものように接することでした
病気だからと凄く甘やかす訳でもなく
いたっていつもの生活のように接する。
会話もいつも通り冗談言い合う。
病院の雰囲気を、いつもの家庭の雰囲気にする。
それで、不安が和らぐかはわからないけど…
自分が心配されることは無くなった。
手術当日は流石に手術室に不安そうに入ってく息子。
息子「怖いな」
母「怖いよね。うん。怖いよね。
(´・Д・)」じゃっ!!!いってら!!寝てる間に、ちゃちゃっと終わってるで!」(全身麻酔なので)
息子「www...母さん、手術前に笑わせないでw」
と笑いながら手術室に入ってった。
息子が手術室に入ってった後、自分は手の汗が止まらなかった…
手術後、手術室から出てきて全身麻酔の麻酔が切れるくらいの時に、意識朦朧としてうごめきながら目を開けようとする息子を見て、流石に大泣きそうになったけど、、
笑顔で
「(´・Д・)」よっ!おはよう!!!」
と声をかけた。
息子は虚ろな目で私の顔を見て笑い、また寝てった。
************************************
今回は心臓がある左側の肺…
自然治癒で穴がうまく塞がれば手術をしなくても良いが、再発の可能性は高い。
でも、手術すれば再発の可能性は低くなる。
手術は内視鏡で出来るが、CTでは写らない部分もあるため、下手すりゃ全開胸になる。
息子は手術することを選択し言った。
修学旅行の前に穴があいて良かった!
修学旅行中に穴があいて救急車は嫌だもん!
手術すれば安心して修学旅行に行ける!
運が良かった!
その言葉を聞いて色々な意味で
大きくなったなぁ…
とまた泣きそうになった。
椎原崇さんのブログに
「あの時本当に色々とあったけど、
そのおかげで今は子供が元気でさえいてくれたら
もう何もいらないって心から思える」
とある。
お互いに元気で
あの時大変だったね!
あんなことあって、こんなことあって!
って、笑い話にできるよう
人に迷惑かけるってことが「悪いこと」だと
思ったとしても、
あの時迷惑かけても大丈夫だった。
迷惑かけてもいいんだった。
って思えるよう
いつも通りに接する
ということで、夕飯の写真送ったった!(笑)
すごーく悶絶して悔しがってた:( ;ᾥ; ):(笑)
帰ってきたら一緒に食べようさ