帰宅してネットを見て、また言葉を失った。

 

俳優の赤塚真人さん、死去。享年73歳。

 

テレビドラマで印象的な脇役を演じてきた

赤塚さんが天に召されてしまったのか…と悲しみを感じつつ、

まだ73歳だったのか、と驚いている。

 

赤塚さん、70年代前半から様々なテレビドラマに出演されてきた。

72年の「ちいさな恋のものがたり」で沖雅也さんの相棒を演じ、

その後50年に渡って印象的な脇役を演じてくれていた。

79年の「ちょっとマイウェイ」とか「大捜査線」とか、

ガタイはいいが気の小さい男を演じると右に出る者がいなかった。

 

僕が覚えているのは、85年の「太陽にほえろ!」でデューク刑事(金田賢一)が

登場した頃の「デュークという名の刑事」、半年後の「捜査に手を出すな!」で

演じた目撃者の役。

ある事件を目撃したせいで暴力団に狙われるがデュークに救われ、

今度はデュークに協力しようと必要以上に事件に深入りして殺されかけるという

赤塚さんをアテ書きしたようなキャラだったなぁ。

 

そして、88年の「仮面ライダーBLACK  RX」で、南光太郎を支える

佐原俊吉のお人よしっぷりが印象的だった。

 

また不世出の俳優がいなくなってしまった。

謹んでご冥福をお祈りいたします。