土曜日の夜、カミさんからスマホにメールが入っていた。

親父が急に具合が悪くなり、入院することになったのだ。

慌てて実家に駆けつけてみると、妹から

「肺炎らしい。明日は14時から家族だけ面会可能のようだよ。」

と言われ、当初の予定を午前中に片付けて同行することに決めた。

 

おふくろが準備した荷物を持って、14時過ぎに病院へ。

親父は個室に通され、点滴を受けていたが意識ははっきりしていた。

「やんなっちまうなぁ。誤嚥性肺炎だってさ。」

脳梗塞をやって以来、親父が最も気をつけていた症状だったんだけど、

言われてみれば最近、食事の後に咳き込むことが多かったからなぁ。

 

取り急ぎ、貴重品はここ、携帯品はここ、といった感じで戸棚に入れ、

病院を出た。

面会時間が15分しかないってのは、いかにコロナ禍直後とはいえ、

やっぱり短いよなぁ。

 

その足で、十条駅まで足を伸ばした。

ちょうど応援している候補が16時にここで挨拶する、ということで、

探してみたら、駅前に止まったワゴン車から出てきた。

挨拶というよりは、カードを配ってより多くの人の支援を取り付けるのが

目的だったようで、それでも「頑張って!」と声をかけたら

しっかり握手してくれた。

これもコロナ禍以降、久々にできることだよなぁ。

 

そんなわけで、怒涛の日曜日でした。