数年前から「人間マルチタスク」として、究極の「ながら作業」を
するようになっていた。
テレワークの時は、仕事をしながらラジオ番組を聴き、
入浴の時は風呂に入りながらDVDに録画した番組を観る。
非常に追い込まれた時は、ラジオを聴きながら新聞を読み、
片手でできる食事をする。
ここ数週間、その「マルチタスク能力」に翳りが出てきた。
仕事をしていると、鳴っているラジオ番組が邪魔になり、
逆にラジオ番組の内容が面白くて気を止めていると、
仕事の手が止まっている。
テレビを観ている時も、内容に集中しづらくなっており、
部屋に置いてあるスマホを持ってきて、届いているメールをチェックしたりして、
ドラマの内容が入って来づらくなった。
これは老化現象の1つなんだろうか?
目の前にある「仕事」「音楽」「映像」などに、
ぎゅっと集中する力が薄れている、ということなんだろうか?
確かに、若い頃は家にビデオがなかったこともあり、
観たドラマの内容は忘れられないくらい脳に焼きついているんだけど、
逆に今は2〜3回見返しても、しばらくすると内容がぼんやりしてしまっている。
おいおい、まだ老化には早いぞ。
これからも、働きながら、溜まりに溜まった好きなことをやるつもりなんだから。
訓練のつもりで「ながら作業」を続けて、老化を防止しないといけないな。