今年になって、演歌歌手の訃報も続いて、気が滅入りそうになる。

八代亜紀さん、小金沢昇司さんに続いて、冠二郎さんまで鬼籍に入られてしまい、

ショックが大きい。

 

冠二郎さんといえば、僕が未だに好きなラジオ番組「コサキン」で、

島津ゆたかさんと並んでリスナーに好かれた演歌歌手だ。

1992年頃の「炎」のサビのフレーズ「アイアイアイライク エンカ」

(英語なんだけど、カタカナで書いた方が冠さんの歌い方にしっくりくる)に

リスナーが食いつき、割と早い段階で番組にゲスト出演され、

完璧な歌唱力とギャップがあり過ぎるダジャレ連発っぷりに

番組セミレギュラーになったくらいだもんなぁ。

 

1993年には「ムサシ」1998年には「バイキング」を発表、

演歌というには無理があり過ぎ、まさに「冠二郎さんの歌」として、

この三部作はコサキンリスナーにとってマストアイテムになっている。

(本当は、1999年に「燃えろ!ロボコン」のエンディングテーマとして

発表された「歌は世界を救う!!」も個人的には気に入っている)

 

2000年頃の放送で、水木一郎さんと一緒にゲスト出演、

リスナーに「短足兄弟」と名付けられて怒る水木さんを尻目に

豪快に笑っていた冠さんが素敵だったなぁ。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。