昔録画しただけで観てもいなかった DVD を観ることを始めて1年くらい経つかな?
今回は2005年公開の「NANA」を鑑賞した。
少女マンガ雑誌に連載された作品が原作らしく、宮崎あおいさんと
中島美嘉さんのダブル主演。
北海道のバンド・ブラストのヴォーカル・ナナは、列車の中で
上京中の奈々と偶然席を共にする。
やがて東京で再会した2人は、ひょんなことから共同生活を始め、
奈々は仕事を見つけ、ナナはバンドを結成して必死に生きてゆく。
そこに恋人との別れ(奈々)、別れた恋人との再会(ナナ)などがあり、
様々な人間模様が描かれてゆく…
通して観て思ったんだけど、この作品は
50歳を過ぎたオッサンが感情移入できるものではないな、というのが
第一印象。
宮崎あおいさんの奈々は確かに可愛いんだけど、こういう娘を
彼女にすると、彼氏は気が休まる暇がないだろうな、とか、
中島美嘉さんのナナは、再会した恋人のせいで音楽に対する一途さが
ブレてゆくのがもどかしいな、と感じたり。
そして…ナナと恋人がよりを戻し、仕事で疲れた奈々を労ったところで
作品が終わってしまうのは、続編があるとは言え尻切れとんぼみたいで
拍子抜けしちゃったなぁ。
NANA2 も録画はしてあるんだけど…観るかなぁ?