月曜~金曜まで録音して聴いているTBSラジオ「らじおと」。

伊集院光さんが担当している昨日は、10時のゲストはビリーバンバンのお二人だった。

 

僕にとってのビリーバンバンは、おふくろがよく聴いていた

「白いブランコ」「さよならをするために」から始まり、

81年に菅原進さん名義で発売された「琥珀色の日々」でしっかりと刻まれた。

兄の菅原孝さんは、同じ頃情報番組の司会でよく見かけていたんだけど、

進さんのお兄さんとは気づかず、後に「コサキン」で和田先生にしぼられている様子を聴いて

往年のスターがもがいている様を切なく感じていた。

 

気になったのは、お二人とも病に倒れた時。

兄の孝さんが脳出血で倒れ、弟の進さんが大腸がんになり…と、

「ああ、これでビリーバンバンもおしまいか…」と思っていたところ、

「大沢悠里のゆうゆうワイド」に二人揃ってゲスト出演。

お兄さんは車椅子の生活になったようだけど、元気なのは変わらず、安心した。

 

今回の「らじおと」でも、その調子は健在。

孝さんがマイペースで明るく大声でガンガンしゃべるのを、

繊細な進さんが「もういいから」と止める。

番組内でも伊集院さんが「仲のいい兄弟」という感じに持って行こうとすると

つかみ合い寸前の罵倒のし合いになり、

「親の顔が見てみたい!」

「同じ親だよ!」

という、漫才のオチみたいな一言で閉じられた。

 

今朝(昨晩かな?)の「JUNK」で、伊集院さんが「久々、タイムフリーで聴き返して欲しい内容」と

おっしゃったのも頷ける、リスナーにとっては素晴らしい放送だったなぁ。