週末になると、何かに導かれるように激辛料理を探しに出てしまう。
今日は目黒に足を伸ばし、前回辛さ度合い「マグマ」を完食した
「宮崎辛麺 一輪」に入った。
「マグマ」の上に「とんでもねぇ」というレベルがあり、
スープまで完食できた人は僅かだという。
意を決して食券を購入、入店した。
案の定「相当辛いですが、大丈夫ですか?」と聞かれたが、
「挑戦させてください」と返した。
出てきたのがこんな感じ。
スープの色が、トッピングのトマトとほぼ同じ色だ。
覚悟を決めてスープを啜ると、飲み下してしばらくしてから
口の中に刺すような辛味と痛みがきた。
噂に違わぬ強敵だ。
中華麺をレンゲに置いて、少し冷ましてからいただく。
トマト、卵、ニラを食べながら辛さをやり過ごそうとするんだけど、
カプサイシンソースは容赦なく口の中を攻撃してくる。
冷静に考えると、味は「マグマ」に比べて劣るなぁ。
辛いけど感じられた旨味が、カプサイシンソースに全てかき消されて
ただ辛いだけ、痛いだけの食べ物になってしまっている。
勿体無さが先に立って、とりあえず麺と具は完食できた。
が…このスープを全部飲み干すのは生命に関わるので、ここでおしまい。
身体が水を求め、気がつくとポットの水を全て飲んでいた。
店員さんに「マグマの比じゃないですね」と言ったら
「麺と具だけでも完食した人はあまりいないですよ」と言われ、
ほんの少しだけ「やった!」と思いながら店を出た。
再挑戦するか?…しばらくは結構です。