6月29日に朝倉さやさんがライブを行う東京キネマ倶楽部の
場所を確認するため、鶯谷へ。
自他共に認める方向音痴なので下見が欠かせないんだけど、
上野方面の出口から橋を渡って階段を降りればすぐだった。
やれやれ、心配のし過ぎだよ。
そのまま上野に戻ってトンボ帰りというのも面白くないので、
三ノ輪の大衆食堂が激辛ラーメンを出すという情報につられて
鶯谷→入谷→三ノ輪と歩いて、大関横丁の手前で左折したところに
「なかや」があった。
日曜日の11時30分、お客は僕一人。
「かみなりみそらーめん」を5辛で注文した。
はじめまして。
激辛ラーメンに相応しい、真っ赤な面構えだ。
スープはコクがあるんだけど、独特の辛さが突き刺さってくる感じ。
スープに比べて麺の量がちょっと少なめかな?
これは途中で休んだら負けの辛さだ。
麺を早々に食べ尽くし、少し残ったスープをひたすらレンゲで飲み干す。
あと少し、と分かっていても、えい、一気にいっちゃえとは行かない
刺激的な辛さだ。
最後の一口を飲み干した時、僕の顔は汗でびっしょりになっていた。
下町の大衆食堂をなめてはいけない、と痛感した。
店のおかみさんが「5辛は私たちでも食べられません」と仰っていた。
じゃ、どうやって味を整えるんだろう?
胃袋が心配だったので三ノ輪橋から都電で帰宅。
雨は大粒になってきた。