明治前後の文献を探して見ました。
「明治奇聞」には日本の手品は、手品と言われている。
「手妻」は古代朝鮮系の手品や小手先芸の呼び方。
「奇術」は手品のカテゴリやジャンルであるが本来は時代を考慮すると西洋系の手品奇術を意味する。
手品業界全体で間違えた認識が広がってる様だ‥
日本古来の手品は手品のはず‥
時代や誰が演じるかで呼び方も変わる
「放下」は放下僧による芸を意味する様に変わって来た。
因みに「辻放下」の辻は外を意味するので大道芸‥。能の外題「放下僧」を観てわかる様に手品を限定する名称ではない。
落語関係の戦前の資料にも、普通に日本手品と表記されているのが正しい。