ちょっと体調を崩したので、夜までやっている病院に行ってきました、kyouikuです。
そろそろインフルエンザの予防接種を受けなくちゃなぁ。ふぅ。
さて。
病院にてインフルエンザの予防接種を受けにきている女子中学生とその母親に出くわしました。
この二人の会話をたまたま耳にしてあたしは愕然としました。
以下、私が耳にした母娘の会話です。
娘「だって、みんなでがんばって優勝したいから。」
母「は?そんなのがんばって、何か得するの?優勝したら何か出るの?」
娘「・・・・・・」
母「そんな合唱コンクール頑張って優勝したって賞金が出るわけでも
賞品をもらえるわけでもないでしょ。たかだか学校の合唱コンクールで優勝したからって
ああ、良かったね、おめでとうって、それだけでしょ?そんなのがんばったって意味ないじゃん」
娘「・・・・・・」(うつむく)
もうね、よっぽど傍まで歩いていって、母親に語ってやろうかと思いましたよ。
なんなんだ、この親は
よりにもよって親が、行事の大切さとか、集団行動の大切さとか、
心を一つにして何かに一生懸命取り組むことの大切さとかを否定してどうするんだよ。
見返りを期待して、見返りがなくっちゃ頑張れない子に育ててどうするんだよ。
子どもがそういう行事とかの大切さがわからなくて、
そんな子どものことを親が諭す、というならわかるけれど。
子どもが一生懸命やりたいということを否定する親っているんだってわかって
とてもやりきれない気持ちになりました。
人の親になったことの無い私だけれど、思います。
精神的に成長していない外見大人、中身子どもである人が親になっちゃった、
そういう親から生まれた子どもってどうしたらいいんだろう。
親って子どもに何を教えるのよ。
もっと人間性を育てなくちゃ。私もそう。
もっと心根を育てなくっちゃ。
そう改めて感じた今日でした。