唐突ですが、私が最も尊敬している先生は大学のゼミの教授です。


本当に100%尊敬しています。とっても好きです。


大学1年でその先生の授業を受けて、ものすごく衝撃を受けました。


授業がとても楽しいのです。


正直、大学の授業って、教授が一人でぶつぶつ話す(ごめんなさい)というのを想像していたので驚きました。


今も時々メールを送っては色んな相談にのってもらっています。


出逢って7年、たくさんのことを教えてもらったし、


「ことば」に関することのお話も「人生」に対するお話もその他色んなお話が本当に勉強になっています。


以下は大学生3年の時、ゼミの授業で先生がおっしゃったことです。


ぼくは自分の職業を書かなくてはならないとき、「教師」とは書かない。

教師の「師」ってどういう意味でしょうか。

自分で「教師」ですって言うのって何かおこがましいよね。

だってぼくは「教師」じゃないから。どうしても書かなくちゃいけないときは「教員」って書きます。

でも大体「会社員」って書いちゃうけどね(笑)。


それまでそんなことを考えていなかった私はただただ成る程と思うだけでしたが


自分が教員になってからこのことがとても気になります。


自ら「教師」とおっしゃる先生もたくさんいます。でも、それは絶対にことばの意味まで意識していないと思います。


でも、何となく気になってしまう。そして色々考えられて面白い。


これがことばにこだわる人間の楽しみでもあるなぁなんて思っています。


ちなみに「先生」というのは字面だけ追えば先に生まれていれば誰でも「先生」ですよね。


「教師」や「教員」というのは職業的なことを言うのでしょう。


私はどんなに時間が経っても「教師」だとは名乗りたくないなと思っています。


だって私は「教師」じゃないから。(先生の真似してみた。笑)