今回のエントリーは、少々思うことがあり
お竜がすならせて貰います。
しばしのお目汚し、お許し下さい。
6月24日付 YOMIURI ONLINEより
>岐阜市の市立女子短大(松田之利学長)は24日、学生6人が今年2月に海外研修旅行でイタリア・フィレンツェ市を訪れた際、13世紀から15世紀にかけて建設された「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に落書きしたと発表した。同短大はイタリア大使館と大聖堂に謝罪し、学生6人と引率教員2人を学長厳重注意処分にした。
>発表によると、6人はいずれも現在2年生。大聖堂の大理石の壁に縦約30センチ、横約20センチにわたって、日付や自分の名前、短大名などを油性マジックで落書きした。 同3月、日本人旅行者が発見、同短大に連絡して発覚した。6人は「気分が高揚して書いてしまった」などと話しているという。
>同短大は修復費用の負担を申し出たが、大聖堂側から「謝罪してもらえば責任は問わない。費用負担は不要」と連絡があったという。
>大聖堂のあるフィレンツェ市中心部は世界遺産(文化遺産)に登録され、景観や環境の保全が義務付けられている。
(2008年6月24日21時05分読売新聞)
=======引用ここまで=======
キャプ主さん、拝借致しました。
落書きの舞台となったサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
去年、鳥取砂丘に名古屋の大学生7人による〝HUCK〟
という落書きや、先日ピンヒール始球式で物議を醸している
売れっ子女性シンガーと同レーベル所属の人気グループ?
AAA(トリプルエー)の女性メンバー(当時20歳)が、去年の7月、
米国・メリーランド州ボルティモアの記念公園に黒いスプレーで
落書きして帰国していたことを、ブログで明かし、そのことが火種となり
そのブログが炎上し、夕刊の紙面で謝罪するという騒動となりました。
しかし、その後の所属レーベル側は、
「法に触れていない以上、処分は考えていない。」と
半ば、開き直りとも取れる発言をしたりと・・・
この手の痛い事件は、ここ最近枚挙に暇がありませんね。
何故?このようなことが繰り返されるのでしょうか・・・
ここ最近、考えるのですが、やはり戦後のGHQの植民地支配による
影響により、規律や教育、食文化、家庭のあり様まで激変し、
日本人は、価値観の変更を余儀なくされ、更に敗戦からの
驚異的とも言える急速な復興が日本文化を重んじる精神・心を
蔑ろにしてしまったツケなのでは?と思えてなりません。
自国の文化を重んじることができない、
それすら意識できなくなってしまった人間は、
他国の文化さえも、重んじることができないと、私は思っています。
悠久なる歴史を重ね、そこに佇んでいる物に対し、畏敬の念さえ
抱けず、挙句の果てには、己の欲望、思うがままの恥ずべき行為
に勤しんでしまう・・・・・・とても嘆かわしい限りですね。
鳥取砂丘の件も、大学生・・・
米国・メリーランド州ボルティモアの記念公園の件は、20歳の女性タレント
今回のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の件も、女子短大生・・・
普通、分別があってもおかしくない年齢だと思うのですが・・・
そんなに日本人は〝理性〟を失っている者が増えているのでしょうか?
本当に、由々しき事態ですね。
私も人の親ですが、教育と躾けは、ちゃんとやっていかなければと、
気を引き締める次第です。
そして、そろそろ・・・
日本の歴史、文化に対する教育にも力を入れて頂きたいと心から
願わずにいられません。
そうしないと、到底・・・他国文化を重んじることもできないと思います。
最後に、以前にも拙ブログにて紹介したことのある昭和の頃に、
テレビでよく流れていた啓発CMの動画をご覧下さい。
昭和のなつかしい公共広告CM集 1
※2:16から始まるCMは、落書きはやめましょう!という啓発CMです。
放送番組配給センターCM 落書きは貧しい心の現われです。
byお竜
動画をUPされている方々へ
動画を使用させて頂きました。
誠に感謝、御礼申し上げます。
(Thank you very much for your uploading.)