文化庁の所管法人から助成金が出ていることから、
中国人監督:李 纓監督作品「靖国~YASUKUNI」の事前試写を求めた件に対して、
上映中止が相次いでいるようですが、
4月3日に放送された読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」から引用させて頂きます。
靖国上映中止を決定した映画館
予め、映画「靖国」を鑑賞した上で、上映を決定した
第七芸術劇場社長の発言
見たい人がいるから、それを上映するのが役目。
作品は客観的に靖国を捉えている。
見た人が判断して欲しい。
以下コメンテーターのやりとり
宮根誠司氏
第七芸術劇場といえば、秋野(暢子)さん、結構縁のある映画館ですよね?
秋野暢子さん
そうです。この間「かぞくのひけつ」っていう映画を、そこで上映させて頂いたんですけど、とても気骨のある映画館で、本当にきちっと必要なものを上映するという姿勢の映画館なんですね。私このニュース聞いて思うんだけど、国会議員が〝反日的だ!〟とどういうとこで判断したのか?私、国会議員がね、映画見てね、何だかんだいわない方がいいと思うのよね。そこが間違っていると思うな。
宮根誠司氏
神足さん如何ですか?
神足裕司氏
いやぁ~そうだと思いますね。やっぱりその・・表現に対してですね、やっぱ、口出すのは本当に良くないですよね。
宮根誠司氏
靖国の問題・・・戦後の問題・・・・・時代の問題ですけども、もう、浅野さん、客観的に見れる力は持ってると思うんですよね。それが反日的であるのか?靖国に対してどう思うのか?ということは、個人、個人で判断していかなければならない時代だと思うんですけど
浅野史郎氏
誰が悪いのかね?国会議員が反日的だといったことが悪いのか?それとも、いや、こういうことがあったから上映しないと決めたのが悪いのか?どっちかというと、後の方が悪い風な気がしますけどね。
東京の品川のホテルで日教組大会をキャンセルしたというのと似ていて、そういう妨害などが心配だからというのが理由だけど、もうひとつは表現の自由ですからね、映画を誰が見ても、どういう理由で止めたかというのがわかるんでしょ?それはね、そちらの理由の方が、上映を止めたっていう方が問題が大きいかなと思いますけどね。
宮根誠司氏
三屋さん、如何ですかね?
三屋裕子さん
観た方がどう思うか?ということは、観た人たちのそれぞれの自由なので、それすらもコントロールしようとする考え方が、非常に良くないと思うんですけどね。だから表現の自由もあるし、解釈の自由もあるわけで、それを第三者の力によって歪めるというのはいけないと思いますね。
宮根誠司氏
もう、そんなに情報操作ができるとか、一個人が観て、それに影響を受けるとか、そういう時代じゃないですよね。この映画を観て、日本の我々が、靖国神社の問題とか、戦後の所謂、日本の発展ぶりを含めて、戦争がどういうものであったのかというのが判断できると思うんで、それを上映中止となると、ちょっと違う気しますけどね。
森若佐紀子アナウンサー
安全な環境を確保できるか?という不安が拭えないというような映画館側のお考えもわかる様な気も致しますが・・・・・
======引用ここまで=======
ここからは、
4月3日放送「報道ステーション」からの引用となります。
中国人監督が描いた「靖国」異例の〝試写〟と〝上映中止〟
自民党:稲田朋美衆院議員
この映画が政治性を持っている、若しくは、政治的な宣伝の意図を持っている。(途中編集によりカットされている。)〝反日映画〟だから税金を使うべきではないということでなくて、政治性のない日本映画といえるか?どうかという点に疑問があると、表現の自由の制限とか、事前検閲であると言われるのは、大変、弁護士出身の政治家としても心外であります。
3月28日・外国人記者クラブでの会見での発言。
======引用ここまで」======
3月28日の外国人記者クラブでの会見の詳細を知りたい方は、
をクリックして下さい。
JanJanNewsより
※稲田議員と記者との質疑応答の一部が、書き下ろされていますが、
かなり、書き下ろされた記者のフィルターを通したものですので、
できれば、記者会見の全容が音声のみで収録されたものを、
視聴して頂くことをお薦めします。その方が、稲田議員の質疑の様子や
思いが感じ取られると思います。
記者会見の全容(63分56秒)を音声で公開していることに関してはGJですが・・・・・・
「ミヤネ屋」でのコメンテーターのやりとり、
おかしいと思われませんか?
特に、秋野さんは、稲田議員たちが何故?試写を求めたのか?その経緯をわかった上での発言なのか?それともまったく知らない上で発言しているのか?窺い知れませんが・・・・・・
その後に、軽々しく同調する神足氏も・・・・・言葉になりません。
意図的かどうかは知りませんが、明らかに話のすり替え批判です。
稲田議員がしたことは文化庁の補助金の使い方が適切であったかの確認であり、普段のマスコミが大好きな税金の使われ方の検査です。
放映中止についてはまた別の話なのですから、
「表現の自由」なんて言葉を使いながら、
稲田議員の批判は全く的外れです。
その中でも、浅野氏の発言で幾分か救われた様な気も致しますが、
しかし、こういった無責任なやり取りをメディアで流さないでほしいですね。
稲田議員にはしっかり追及して頂きたいと思います。
私見でした。
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