この写真をご覧になって、
何の写真か既にご存知の方は多いと思いますが、
3月24日にギリシャのオリンピアで執り行われた
聖火の採火式で、
北京オリンピック開催に抗議する男性を、
ギリシャの警察官が取り押さえようとしている瞬間の画像です。
その傍らで(手前左)茫然としているのは、
北京五輪組織委員会:劉 淇 委員長。
その採火式ですが、本来は聖火の採火式を執り行う前日には
必ずリハーサルをするそうですが、
その日はあいにくの曇天だった為に、
リハーサルでの採火は取りやめたそうです。
本番当日は、悪天候を見越して開始時刻は、
1時間早い午前11時(日本時間午後6時)に変更されたとか・・・
まるで、今期のオリンピックを
天候さえも懸念しているような出来事ですね。
3月24日放送の『報道ステーション』によると、
IOCのロゲ会長の挨拶も、
IOC国際オリンピック委員会:ジャック・ロゲ会長
聖火リレーそして、オリンピックは、平和な環境のもとで行わなければならない
と異例の挨拶だったとか…
そんな中起こった抗議活動だったわけですが、中国側は日本にも注文をつけてきているようですね。
2008年03月24日 20:32 スポニチより引用
>中国の北京五輪組織委員会が、長野市で4月26日に行われる聖火のリレーや式典を直接妨害する行為だけでなく、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を掲げるなどの活動も排除するよう要求している。長野市のリレー実行委員会が24日、明らかにした。
>実行委によると、組織委は反対活動をする者が突然リレーを妨害するなどの不測の事態を考慮しているという。しかし、実行委は危害のない場合は「五輪に反対する横断幕を出すことまでは排除できない。日本の法律にのっとって可能な限り対応する」と、中国側の要求に困惑している。
>走者に危害を加えたり運営を妨げる行為は警察が取り締まる。
>組織委との打ち合わせで、1998年長野冬季五輪でも五輪開催に反対する集会などをやめさせなかったことを例に挙げて理解を求めたという。実行委は「組織委は危険性があるあらゆるものを排除したいようだ」と指摘した。
======引用ここまで======
日本は中国とは違います。
そんな要求が飲めるはずありません。
中国国内ならともかく、
他国ではそんなことはできないことを中国は知るべきです。
それ以前にそんな要求をする前に、
抗議されないよう努力したらどうでしょうね。
それから、3月23日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」で、
三宅久之氏が面白いことを仰ってました。
三宅久之氏
かつて、ベルリンオリンピックは、1936年ですかね?
原口一博氏
はい、そうです。
三宅久之氏
モスクワオリンピックもそうだけどね。独裁先制国家が、オリンピックをやるとね、10年経たずして政権が崩壊してるんですよ。だからね、北京オリンピックもやらしても悪くねぇなぁと・・・・・
=======引用ここまで=======
中共政府が望んで行う北京五輪ですが、
そのオリンピックがパンドラの箱を開け、
その結果が自らの政権の崩壊につながるのかもしれませんね…
私見でした。
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