皆さんすでにご存知だと思いますが、
チベット自治区ラサで3月14日大規模な騒乱が起こっています。
中国の新華社通信は、催涙弾の使用と、警告射撃を行ない、
死者は10人と報じているようですが、
催涙弾と警告射撃で死者が10人って・・・
それにアメリカ政府系ラジオ局は、
死者は80人以上か、
それ以上の可能性もあるとする証言を伝えているようですから、
暴動の拡大を恐れる中国は、
とんでもない粛清を行うような気がしてなりません。
その中国の武力行使や人権侵害に対して色々な国が抗議の声を上げています。
日本はでも町村さんが15日夜、
『基本的には中国の国内問題とはいうものの、双方が自制して混乱が拡大しないことを望みたい』
と表明されました。
まあ、今までの日本のスタンスからすればこれでも異例の要請ということですが、
お得意の〝遺憾〟という言葉さえ出てきていません。
全然物足りない気分の私です。
日本のメディアも、大々的に批判して当然の問題だと思いますが、
イージス艦の事故や米兵の暴行事件などと比べても、
全然トーンが低いですね。
おかしな話です・・・
ところで、以前音家宝首相が来日の際、
天皇陛下に訪中を要請したなんてことがありましたが、
5月に胡錦濤国家主席の来日の際も、
『天皇陛下や皇族の方々を北京五輪にお招きしたい。』
と言ってくる可能性もあります。
イギリスのチャールズ皇太子はすでに、
チベット問題への抗議による不参加を表明しています。
過去の天安門事件の時のように、
天皇陛下を政治利用されるようなことは、
絶対にないようにしなければならないと思います。
私見でした。ワンクリックを宜しくお願いします。