まずは民主党・無所属クラブ田中真紀子議員の質疑の一部をどうぞ。


平成19年10月12日午前の衆議院予算委質疑より


総理この度は背水の陣内閣成立誠におめでとうございます。背水の陣と言いますと、普通戦国武将はですね、追い込まれて、一番土壇場の局面になって、本当に最高の布陣を引く、裂帛の気迫を持って正眼の構えで、そして何としても後に引けないというのが背水の陣でございますが、この閣僚、まあ私は今日は総理だけとお話させて頂こうと思ってご出席願いませんでしたけれども、ほとんどがですね、前の内閣の置き土産というか積み残しといいますかね、そういう方々がゾロッと揃ってるわけですね。で、この前内閣でどんなであったかと言いますと、不幸にして本当に自殺なさった私仲良かったので本当に残念ですけど、そういう方もおられましたし、それから顔に絆創膏を貼っておられたり。或いはその補助金の不正受給であったり、それから政治資金規正法の問題があったりして、くるくるくるくる入れ替わり立ち代り閣僚が変わられているという中で、そのほとんどを現在引き継がれておられて、それで背水の陣であるという風に仰ってるんですけれどもですね、これは私個人的なことですけれども、総理のお父様とか、(総理に)聞いてくださってますか、あるいは私の父とかですね、あっ、耳はこちらのほうを向いてるんですね、そういう時代がございましたよね。そういう頃に比べてですね、世の中が変わったのか、政治家が小粒になったのか何か分かりませんけども、やはり巷の方々もこんなにトラブル続きで入れ替わり立ち代り政治家が変わるということに、本当に失望もしてると思います。これは政治不信ではなくて政治家不信なんですね。でそういう中でですね、こないだオーストラリアでハワード首相とブッシュ大統領の前で、イラクでの給油ですね、これについては「間違いなくやります、これは国際公約」とまで言った方がポーンと内閣を投げ出してしまう、こういう風なことを我々1年以上見させられていてですね、実際に何を感じるかというと、もう見たくもないような寸劇、下手な役者が出てきて、出てきたと思ったら、やっと出てきたらカツラが後ろ前だとか、台詞を忘れたとかですね、家でもって何かトラブルが起こってるとか、最後は主役までが居なくなっちゃうという状態な訳ですね、本当に外国からも笑われてるし、日本の政治はIMDという、例えばスイスの研究所がございます。そこが日本の国際競争力というものを発表していますけれども、3年前は17番目だったんですが、今は24位に落ちているんです。世界の中で客観的なデータを見ましてもですね、日本の競争力は非常に落ちている、そういう中でこういう内閣、言ってみれば安倍康夫内閣なのかもしれませんけれども、そういうものをお作りになってですね、この難局を十二分に凌いでいけると、いうようなですね、本当にそういうお気持ちがおありになるか、覚悟の程、念を押させてください。

(中略)

ですがですね、あの平壌宣言から5年も過ぎてしまっていて、そうあるべきだみたいな話をしていて、拉致被害者の方々は、ご家族もですよ、時間との競争じゃないですか、その中でなんでそんな悠長なことを自民党政権が言っているのか。特にですよ、じゃあこれを申し上げますよ。包括的と仰ってますけども6カ国協議が進んでいます。6カ国協議は良しとします。Six partys talk しかしこの中でもってですね、日本も各国も言ってる中で、共通の問題、6カ国が思っていることは核でありミサイルであります。ところが賠償の問題と拉致の問題はもちろん韓国も拉致がありますが、日本特有の固有の問題がこの拉致と賠償問題じゃないんでしょうか。そして此間、ウランバートルでもって美根慶樹大使とそれかた北朝鮮の代表が話をしましたけれども、新しい進展はなかったと承知しています。それから金正日体制が、自分の体制を保持する為にずっと初めのときから言ってることは、何としてもアメリカとの二国間協議を始めたいということがあったわけですが、この5年間の間で随分それが実現して、いつぞやもジュネーブでヒルアメリカの代表と北の代表が話をしています。そして数日来予算委員会を拝見していましたら総理は、総理就任の時にブッシュ大統領から電話が来て、そして拉致の問題を置き去りにはしないと、いうことを日米同盟があるからと、それは当然そう言うと思います。同盟ですからね、当たり前ですけれど、しかし日本がどのぐらいの賠償金を払う腹があるのか、それからどれだけ本気でですよ、拉致を完全に解決しようとしているのかということが、これだけ時間がかかった中でですね、何もはっきり伝わってこないわけですよ。(後略)


・・・・・・引用ここまで・・・・・・


全部聞きたい方はこちらでどうぞ。


  衆議院TV


結局、あまりたいした質疑はされてませんね。

口の悪さは超一流でも、

肝心な政策に関してはどうなのでしょうね。

大きな考え違いもあるような気がしますが…



まずは今回の組閣についてですが、

私個人の好き嫌いは別として、

くだらない言葉狩りをされたり、

重箱の隅を突つかれる様なトラブルで、

色々と辞任させられ入れ替わったメンバーなのだから、
野党やマスコミのお望み通り厳選されてるのでは?

それに、毒舌をふりまく行為の方が、

"政治家不信"を招く原因だと思います。

私怨で物を言ったりする小粒政治家は誰のことでしょうね。



それから、昨日の質疑を聞いていると、

真紀子議員の頭の中では、

本気で拉致問題を解決する=賠償金を払う

解決に対する意欲=どれだけの金額を払うか

とお考えのようですが…

確かに『金を出してでも拉致被害者の帰国を』

という考え方もあるかもしれませんが、

それで本当に拉致問題が解決するでしょうか?

相手はゴネ得が得意な北朝鮮なのですから、

『金を出せば…』なんて安易なやり方は、

決してすべきではないと私は思います。

そして何より、真紀子議員の過去の発言等


ウィキペディア より引用


「拉致家族の子供は北朝鮮で生まれたから本来なら北朝鮮に返すべきじゃないですか? その辺のところを蓮池何とか(=透、被害者の薫さんの兄)さんはよく考えてください。」


「(被害者に)耳触りのいいことを言うべきではない」、「(帰国した5人の拉致被害者の)家族の国籍は国際法上は北朝鮮籍。外務省も知っているはず。(日本帰国は)難しいとはっきり言うべき」


「50万トンじゃダメなのよ。100万トンでもあげればいい。外交にはタイミングが大事」2000年10月に家族会が北朝鮮へのコメ支援に反対して自民党本部前に座り込んだ際の発言。


こういった発言をしてきた彼女に、

拉致問題を語る資格があるでしょうか…

私見でした。


都合の良いときだけ拉致問題を利用するな!

真紀子議員に拉致問題を語る資格なし!

と思われる方、意思表示のワンクリックお願いします。

人気ブログランキングバナー 大