こんな意味不明のやり取りを見せられる遺族の方は、
たまらないないですね…
【詳報】光市母子殺害・差し戻し審第5回 Sankei Webより引用
>山口県光市の母子殺害事件で24日、広島高裁で行われた被告人質問の主なやりとりは次の通り。
《差し戻し審での被告人質問は3回目。犯行状況についてはすでに第2、3回公判で終えているため今回はその前後の行動について尋問された》
弁護人「当時、どこに住んでいたのか」
被告「(本村さんと同じ)アパート」
弁護人「事件当日は」
被告「体調が悪くて会社を休んだ。出勤するふりをして家を出た」
弁護人「友達と遊んだ後、いったん帰宅してどうしたのか」
被告「義母に昼休みだから戻った、とうそをついた後、後ろから抱きついて甘えた」
弁護人「どうして抱きついたのか」
被告「無性にさみしかったけえ、お母さんにいっしょにいてほしくて」
弁護人「抱きつくのは性的な意味もあるのか」
被告「義母には失礼だが、(中学1年のときに自殺した)実母に代わるものとして、母性を求めていた」
弁護人「それから排水の点検を装って戸別訪問したのはなぜか」
被告「寂しかったので、人との会話で紛らすというか、ぬくもりが欲しかった」
《これまでの判決は強姦する相手を物色するためだったと認定。強姦を計画的犯行としている》
弁護人「アパートの各棟を回った後、本村さん宅のチャイムを押したら、どうなったのか」
被告「『はーい』という声が聞こえてドアののぞき窓が開き、チェーンのかかったドアが少しだけ開いた。『排水管の検査に来ました』というと、チェーンが外れてドアが開いた」
弁護人「赤ちゃんを抱いている弥生さんを見てどう思ったか」
被告「優しそうな弥生さんを見て、こんなお母さんの子供に生まれたらどんなに幸せだろうと思った」
《被告はこれまでの公判で、弥生さんに実母の姿を重ねて抱きついたと供述している》
弁護人「それからどうしたのか」
被告「『作業のことはよく分からないのでやってください』といわれ、室内に入ってトイレで検査するふりをした。でも何もできないので、いったん室外に出た」
弁護人「戻った目的に、弥生さんと話したい気持ちはあったのか」
被告「正直言えばあるが、できれば、という程度だった」
弁護人「強姦目的ではなかったのか」
被告「違う」
弁護人「では犯行後のことについて。本村さん宅を出て、まず何をしたのか」
被告「本村さん宅の棟を出て、迂回して自転車をとりにいった」
弁護人「なぜ迂回したのか」
被告「途中の公園に親子連れがいて、死なせてしまった弥生さんと赤ちゃんの姿を思い起こして怖かったから」
弁護人「自転車のところに戻ったとき、手に持っていたのは」
被告「(弥生さんの)財布を持っているのに気づいた。(自分が持っていった)粘着テープを持ち出してないのがショックだった。テープは父のものだったので怒られると思った」
《判決は被告が財布を盗んで逃走したとしているが、被告は第3回公判で財布を粘着テープと間違えたと供述した》
弁護人「それからどうしたのか」
被告「作業服から着替え、友達と待ち合わせていたビデオ店に行った」
弁護人「ビデオ店では何かあったか」
被告「着替えの際に通りかかった小学生が来たので驚いた。当時、連載されていた『サイコメトラーEIJI』という漫画のように、特殊能力で事件を起こしたのを知っているのかと」
弁護人「その後は」
被告「迂回して家に帰った。アパートが怪物というか、でっかい巨人のように見えたので」
弁護人「当時、死んだ人が生き返ったり、幽霊が出ると信じていたのか」
被告「はい」
《検察側は反対尋問をせずに閉廷。被告人質問は9月の集中審理でも情状面について行われる》
・・・・・・引用ここまで・・・・・・
この事件に関しては、
何回書いても同じことの繰り返しになるのですが、
死刑廃止という自分たちの思想を、
裁判という場で主張しようとする弁護団。
その戦術のため、意味不明の供述をさせる弁護団。
遺族の方々に、二重の苦痛を与える弁護団。
少なくとも、正義の味方とは思えませんね。
犯人が極刑に値するのはもちろんとして、
こういったやり方をする弁護士も許せません。
弁護士自治という言葉が本当であれば、
日弁連はしっかり対処して頂きたいと思います。
期待できるものか知りませんが…
私見でした。
『この弁護士たちのやり方には納得できない!』と思われる方、
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