単なる“たかり”…

  遺棄化学兵器:中国、新たな負担要求 処理施設計画は中断   

                                 msnニュースより引用


>旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の処理施設建設をめぐり、中国側が新たな費用負担を日本に求め、計画が中断状態に陥っていることが23日分かった。日中両政府は昨年10月、建設の事業主体となる「日中連合機構」を設立し、早期着工を目指すことで合意しているが、中国側の新たな要求で機構設立の覚書締結のめども立たない状態だ。


>処理施設は中国吉林省ハルバ嶺に約3000億円をかけて建設する。日本政府関係者によると、中国は今年3月の協議で森林伐採を名目に追加費用を要求。建設予定地の森林が政府指定の保安林となっているため、「解除には日本側の負担が必要」と説明したという。


>これに対し、日本政府は「法令の根拠が分からず、中国の言うままに負担できない」(内閣府幹部)との立場。中国側から具体的な金額の提示もなく、真意を測りかねている。


>4月に現地視察した超党派の国会議員でつくる「日中新世紀会」の遠藤乙彦会長(公明党衆院議員)は「施設は危険を伴うため、地元では補償を求める声が強かった。伐採費用というより補償費という意味合いではないか」と語っている。


>97年発効の化学兵器禁止条約により、中国に残した遺棄化学兵器を07年4月までに廃棄する義務が日本に生じた。これを受け、04年4月に旧日本軍の遺棄化学兵器(推定30万~40万発)の大半があるとみられるハルバ嶺に処理施設を建設することで日中両政府が合意。ところが、建設計画の滞りを受け、両政府は今年4月、処理期限を12年4月まで5年間延期するよう化学兵器禁止機関(OPCW)に申請した。

                                  ~引用ここまで


結局中国側は自国の懐は痛めたくないから、

日本に責任を押し付けてるだけのこと。

平たく言えば『たかり』。

既に、“旧日本軍兵器引継書”の存在もあります。

  遺棄化学兵器処理問題 ~全ての枠組みを見直すべき!~

この状態で尚、『中国側の新たな要求』とは…

呆れてものが言えないとはこのことです。



こんな記事もありました。


  <遺棄化学兵器>中国人被害者が来日、支援制度など求める   

                     Yahoo!ニュース-毎日新聞-より引用


>中国で旧日本軍の遺棄化学兵器で負傷した被害者3人が来日し、東京都内で23日、記者会見した。3人は「日本政府は遺棄化学兵器の処理を早く進め、恒久的に支援してほしい」と、医療費や生活面の支援制度の確立などを求めた。弁護団は「症状には不明な部分も多く、医療費がどれくらいなのかわからない」と話している。

                                    ~引用ここまで


まあ、考えてみれば、

発掘の職員の日当をピンハネするような状況ですから、

(しかも日本が渡している金額の大半)

自国で訴えても相手にされないんでしょうね。

同情する気持ちもあります。

しかし、冷たいようですが敢えて言わせて頂きます。

申し訳ありませんが、その主張は自国でされてください。

自国内でどう聞いてるか知りませんが、

日本側にその責任はありません。

あれだけ軍拡や宇宙開発に予算を使える国ですから、

この保障ぐらい出来るでしょう。

きちんと保障する気が中共にあれば…

結局国民をないがしろにしているのは自国の政府です。



話を戻しますが、この遺棄化学兵器処理問題。

やっぱり、河野洋平さんの責任は大きいですね。


河野洋平


この件に関して彼が何も発言(謝罪)せず、今も衆議院議長の役所。

これで良いのでしょうか?

私には納得できません。



最後に、この件に関して1つ思うことがあります。

少し視点を変えると、理不尽ではありますが、

中国側は国益を考えて行動しています。

この中国の行動に対して、易々と肯定してしまう政治家が日本にいる。

これが1番の問題ではないでしょうか?

今後の日本に平気で“国益”を損なうような政治家は要らない。

今後の日本で求められる政治家は、

“気概”、“骨”のある政治家だと私は思います。

“旧日本軍兵器引継書”の存在意義をしっかり考え、

今後の日本政府の毅然とした対応に期待します。

私見でした。


追記


ドイツのメリケル首相を見習って頂きたいですね。


  メルケル独首相:中共に、勇気をもって批判の声を  大紀元より引用


>2日間の中国訪問を終え、ドイツのメルケル首相は23日上海で、ドイツテレビ局の独占取材を受け、「中国は世界で主導的な役目を担うことに意欲を示しているが、人権と知的財産権の保障において依然不備があり、我々はこのような中国に対し、勇気を持って批判の声を発すべき」と述べた。

>中央社の報道によると、メルケル首相はドイツのZDF放送の取材で以上のコメントを発表した。

>首相はまず、ドイツ企業が中国で知的財産権の侵害を受け、非自主的な技術提供を要求されているとの問題について、「中共は知的財産権の保障を勉強しなければならない。我々が実行しているのと同じのように。簡単に(人が開発した技術を)『コピー』することは、略奪である」と批判した。

>首相は、中共指導者がこの問題の解決には依然困難があると認めたと明かし、ドイツ企業は中国でこの問題が解決したと信じてはならない、これからドイツ政府は引き続きこのことに注目していくと述べた。

>訪問に同行したドイツ政府関係者は、「両国は今回の訪問直前に、上海と杭州を結ぶリニアモーターの建設について交渉を行ったが、中共はドイツ政府が建設費用を負担することや、技術提供の比率を上げることなどを要求したため、ドイツはそれを拒否し、交渉は失敗に終わった」と明かした。

>そのことについて、メルケル首相は、「中国は強硬な交渉相手であるが、我々も毅然とした態度を堅持すべき。リニアモーターの件のように、相手にタダであげることはできないと明確に告げるべき。中国のような経済隆盛の国に、相応の代価を支払うことを期待している」と指摘した。

>メルケル独首相は今回の訪問で、ほかの訪中する欧米国家の指導者と違い、公で中国の人権問題を明確に提起、ドイツメディアに対し、「中国の人権問題は明らかに欠陥があり、信教の自由の推進も進めていない。もし外国の訪問客がこの問題を頻繁に提起し、改善を促し続ければ、将来情況は改善されると確信する」と国際社会の関心を呼びかけた。(後略)

                                    ~引用ここまで


この記事は、“我田引水さん”より教えて頂いた記事です。

メルケルさん、素晴らしいですね。

ドイツも同じ敗戦国ですよ。

これが今の日本の政治家に求められている姿です。

見本です。

こういった政治家を希望します。


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では、昨日のクイズの解答です。


答え 氵(サンズイ) です。

  簡単すぎましたか?最近ネタ不足で…


では、今日の問題です。


下図のように、16のマス目に仕切られた動物園があります。この中に4匹のトラを入れたいのですが、このトラ、仲が悪く、隣同士(タテ、ヨコ、ナナメ)及び同列(タテ、ヨコ、ナナメ)にも入れることが出来ません。しかも、×のところにも入れることが出来ません。どの番号に入れれば良いでしょうか?









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