国際連合…
本来は重要な組織なのでしょうが、
“拒否権”を持つ常任理事国の中に“中国”がいては…
27日、北朝鮮の人権状況に関する国連報告書が発表された。
この報告書は、開会中の第60回国連総会に提出されており、
10月3日から始まる総会第三委員会(人権)で初めて本格的に審議されます。
本来ならば、この背景を機に、
経済制裁の発動、朝鮮総連の問題も含め、
日本も力強くこの問題へ取り組むべき時期と思うのですが、
小泉さんの発言を聞いていると…、
残念ながら、そういった空気を感じることができません。
国会の代表質問でも、
国民…、国民…、国民…、と
連呼していますが、拉致問題はその“国民”が被害者です。
人気者の小泉さんですが、矛盾を感じませんか?
それから、中国が常任理事国であることも納得できません。
その理由は沢山ありますが、その例として
中国軍部高官の核攻撃発言で、国際社会に波紋 大紀元より
これで “平和”の象徴である国連の常任理事国なのですから…
『“靖国参拝”を軍事的な…』と否定するわりには、
“核攻撃”発言や、“軍事演習の主要目標は日本”等、
これって、どえらい発言ですよね。
信じられません。
その中国が常任理事国なのですから、
国連に報告者が提出されても…
拉致問題がすんなり解決に向かうとは思えません。
これが私の杞憂であればよいのですが、
なんせ相手は北朝鮮ですから。
被害者がいつまでも苦しみ、
加害者は強気で堂々と発言している。
どういうことでしょうね?
絶対に納得できるものではありません。
奇麗ごとと、理想だけでは、“真の平和”は維持できません。
“拉致問題”に限らず、降りかかる火の粉は自力で払う力が必要です。
今回の“国連北朝鮮人権報告書 ”がきっかけとなり、
日本が一丸となった、“拉致問題”の早期解決を祈ります。
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