人は、五感、「視覚・聴覚・体感覚(触覚・臭覚・味覚)」の全てで情報を判断する。

私たちは、脳の中で作り上げたプログラムによって言葉を発します。相手に何かを伝えようとするとき、言語変換をする前に、必ず自分の育った環境、価値観、思考パターンなどを、物事の解釈に反映させています。(例:電車で化粧はすべきではない・・・価値観)

見て(視覚)、聴いて(聴覚)、触れて感じて(触覚・臭覚・味覚)、判断をし、相手とも自分ともコミュニケーションをしています。

逆に言えば、脳のプログラムを自分で書き換えることによって、物事の解釈をも変更可能なのです。たとえば、まだ実際に起こっていない未来の出来事を、脳にプログラムしてしまうこともできます。

1年後の学級目標は・・・・・

「何が見えるのか」   視覚・・・・どこにいるのか、どんな風景か、だれが見えるか

「何が聞こえるのか」  聴覚・・・・周りの声、自分の声、トーン、テンポ

「何を感じているのか」 体感覚・・・自分の姿勢、表情、呼吸は

目的と意図が重要

目標を設定する場合、その目標は、何のためなのか? どうなりたいのか?と目的と意図をブラッシュアップして、より高い次元で、思いの深さや、拡がりあるものへとチャンクアップ(拡大)

することが重要です。

現状の明確化

目標や目的だけではなく、現状も五感を通じて洗い出します。現状もゴールも漠然と認識するのではなく、現状とゴールでは、何がどう違うかに意識を向けることです。

つまり、現状とゴールを明確にするからこそ、ゴールまでのプロセスを脳がナビしてくれるのです。人間の脳は、現状とゴールの違いを埋めてくれるようにできているのです。