【未就学】スーパーでぐずる子どもに言いがちな「置いていくよ」と言うのがマズイ理由
こんにちは、東ちひろです。
いつもありがとうございます。
ぐずる子どもに言いがちな言葉
ママ「さっさと来なさい。置いていくよ」
子ども(ママの言うことを聞いてついていく)
こんなことおありでしょうか。
「置いていくよ」と同じ種類の言葉として、「ママ知らないからね」 「勝手にしなさい」もあります。
これらは、威圧的・高圧的な言葉です。
もしも自分が子どもの立場だったらどんな気分になるでしょうか?
例えば、夫と買い物に行って、2種類の品物を比べて選んでいるとき、夫に「早く選べよ、買わないなら帰るぞ。遅いと置いていくぞ。」と言われたらどうでしょうか。
気分は良くないですよね。
たまにはね、立場を変えて見ると、相手の気持ちがよーーくわかります。
「置いていくよ」はある意味便利です
子どもに「置いていくよ」と
「言いたくはないけれどつい言ってしまうママ」
と
「言うのが普通と思うママ」
がいます。
あなたはどちらでしょうか。
前者の「言いたくはないけれど・・・」の場合は、言ってはいけない言葉だと知っていらっしゃって、時間がなかったり、それを言う以外に方法がわからないお母さんだと思うのです。
後者の場合は・・・子どもが言うことをきくので、言うのが普通になってきているお母さん、もしくは、そもそも何もおかしいとは思っていないお母さんですね。
後者の場合はね、結構マズイですよ。
子どもは、親が威圧的、高圧的に言うと、ちゃんと行動する子が多いです
だから、親にとったら「置いていくよ」という言い方はある意味便利なんですね。
時間がない時にも、短時間で子どもが動いてくれますからね。
「置いていくよ」がマズイ理由
なぜ後者が結構マズイのでしょうか。
「親の言うことを聞かない子どもは、置いていくよ」と言われて育った子どもは、「子どもの生存自体」が脅かされて、「恐怖」を感じるようになります。
すると何が起こるかというと
例えば、
スーパーでお菓子を買ってほしいと泣く子に「買わないよ」のあとに「ママ知らないからね」「置いてくよ」と言うと、泣き止むどころか、激しさを増したり、子どもの言葉が変わりませんか。
それまでは「お菓子買って、買って」と泣いていたのに
「置いてくよ」と言うと
「ママー、やだー、ママー、ママー」
と泣きながらあとをついていく。
これを頻繁に使っていると「私は、親に見捨てられるのではないか?」という「見捨てられ不安」をもった子どもに育つこともあるのです。
子どもにとって、この時期に「見捨てる人」は親です。
でも、これが染み込んだ人は「彼氏」や「夫」など、いろんな人に「いつかは見捨てられるかも・・・」という「不安」を感じることがあります。
けなげなことに、そんな子どもは親から嫌われないように必死に頑張ります。
そうなると、親が気に入ることかどうかが物事の判断基準にもなりかねません。
結果として、いつも親の顔色を見る子どもになるかもです。
これ、、自分がやりたいことをやる(自分軸)のではなく、「他人軸」と言って人からの評価を生き方の基準に行動するってことなんですね。
他人軸で生きると、判断基準が自分の手のうちにないので、心がぶれやすいです。
周りに振り回されるので、生きづらさを抱えることにもなります。
ママのひと言が、子どもの生き方も左右しちゃうんです。
スーパーで「置いていくよ」というママも、心の底から置いていきたいわけじゃありませんよね。
お子さんのことは大事なはずです。
スーパーの例で言うと「置いていくよ」と言わないための方法はいくつもあるでしょう。
ただ、それはコテサキの対応です。
コテサキの対応をしつつ、お子さんが落ち着いているときに「ココロ貯金」を貯めて情緒を安定させましょう。
ココロ貯金が貯まっていくと、駄々こねもぐずりもほどほどになり、こちらの言葉がすっと通るのを感じますよ。
子育て応援していますね。
公認心理師
東ちひろ
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