【夏休み特別】恐るべし、言語男子、言語女子
こんにちは、東ちひろです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
夏休み中は、お子さんとの接点が多いです。
そのため、今日は、子育ての「基本のキ」をお伝えしますね。
『子どもの話を聞きましょう』と言われると、『そんなのいつもうるさいくらいに、聞いています~』という声が返ってきそうです。
じつは、「聞く」と「聴く」は大違いです。
多くの方がやられているのは、「聞く」です。
これは、単に子どもの話を「音声」として耳に入れているだけです。
「聞」という文字は、「耳」という「門」の中に入った音をキャッチするという文字です。
もしも、これで子どもが変容するのであれば、すでにお子さんに困っているお母さんはいません。
一方、「聴く」は「耳」+目+「心」で話を「聴く」ことです。
「+」は漢数字の「十」、「目」は、漢数字の「四」を縦にします。
つまり、「耳」と「目」と「心」を使って、子どもの話を聴きます。
すべての人間は、『自分の気持ちをわかって欲しい』と願っています。
そこで、お子さんが話かけてきた時は、絶好のココロ貯金チャーンス♪
頷いて、声を出して相槌を打ちます。
オーバーなくらいでちょうどいいです。
で、なぜ話を聴くといいのかと言いますと・・・
子どもは、自分の話を肯定的に聴いてもらえると、自分の存在そのものを肯定されたと感じます。
結果として、お子さんの自己肯定感が高まります。
自己肯定感が高まると、学校への適応力が格段に上がります!
特に、言語の力が高いお子さんは、母親の聴き方を鋭くチェックしています。
そのため、空返事をすると・・・
秒で!
「お母さん、聴いてない」と判断します。
恐るべし、言語男子、言語女子です。
「聴く」は、「効く」です。
時々、子どもに薬を飲ませたたくないという方がいらっしゃいますが・・・
この話を聴くは、副作用ゼロです。
お母さんは、薬の役目もするわけです。
とはいえ、私達は『習慣の生き物』ですから、今までの慣れた聞き方を瞬時に選択してしまいます。
それもあって、カウンセラー講座では、おひとりおひとりの話の聴き方を音声でいただき、丁寧にフィードバックしています。
ひょっとして、子どもの話をなんでも聞いてしまっては、
「子どもがダメになるのではありませんか?」
「わがままな子になりませんか?」
というお声が聞こえてきそうです。
ここのところは、また次回に。
では、暑さ厳しい折、ご自愛くださいね。
子育て応援していますね。
公認心理師
スクールカウンセラー
東ちひろ
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