子どもに大好きを 伝えない とどうなるのか
こんにちは、
子育て心理学協会 代表理事
東ちひろです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
前回まで、
「子どもに大好きを 伝える とどうなるか」としてお伝えしてきましたが、
今回は、
「子どもに大好きを 伝えない とどうなるか」をお伝えしようと思います。
ママ「さっさと来なさい。置いていくよ」
子ども(ママの言うことを聞いてついていく)
これ、子育てでよくある場面ですよね。
「置いていくよ」という言葉ですが、同じ種類の言葉として、
「ママ知らないからね」 「勝手にしなさい」
もあります。
「言いたくはないけれどつい言ってしまうママ」
と
「言うのが普通と思うママ」
がいます。
前者の 「言いたくはないけれど・・・」には、言ってはいけない言葉だと知っていらっしゃって、時間がなかったり、それを言う以外に方法がわからないお母さんだと思うのです。
後者の場合は・・・子どもが言うことをきくので、言うのが普通になってきているお母さん、もしくは、そもそも何もおかしいとは思っていないお母さんですね。
後者の場合はね、結構マズイですよ。
子どもは、親から威圧的、高圧的に言うと、ちゃんと行動する子が多いです。
だから、親にとったら「置いていくよ」という言い方はある意味便利なんですね。
時間がない時にも、短時間で子どもが動いてくれますからね。
ただ、、、もしも自分が子どもの立場だったら、そう言われたらどんな気分になるでしょうか?
夫と買い物に行って、2種類の品物を比べて選んでいるとき、夫に
「早く選べよ、買わないなら帰るぞ。遅いと置いていくぞ。」と言われたらどうでしょうか。
気分は良くないですよね。
たまにはね、立場を変えて見ると、相手の気持ちがよーーくわかります。
さらにね、なぜ後者が結構マズイですよと言ったのかというと
「親の言うことを聞かない子どもは、置いていくよ」と言われて育った子どもは、「子どもの生存自体」が脅かされて、「恐怖」を感じるようになります。
だから、例えばスーパーでお菓子を買ってほしいと泣く子に
「買わないよ」のあとに
「ママ知らないからね」「置いてくよ」と言うと泣き止むどころか、激しさを増したり、子どもの言葉が変わりませんか。
それまでは「お菓子買って、買って」
と泣いていたのに
「ママー、やだー、ママー、ママー」
と泣きながらあとをついていく。
これを頻繁に使っていると
「私は、親に見捨てられるのではないか?」という「見捨てられ不安」をもった子どもに育つこともあるのです。
子どもにとって、この時期に「見捨てる人」は親です。
でも、これが染み込んだ人は「彼氏」や「夫」など、いろんな人に
「いつかは見捨てられるかも・・・」という「不安」を感じることがあります。
けなげなことに、そんな子どもは親から嫌われないように必死に頑張ります。
そうなると、親が気に入ることかどうかが物事の判断基準にもなりかねません。
結果として、いつも親の顔色と見る子どもにもなるかもです。
これ、、自分がやりたいことをやる(自分軸)のではなく、他人軸と言って人からの評価を生き方の基準に行動するってことなんですね。
他人軸で生きると、判断基準が自分の手のうちにないので、心がぶれやすいです。
ママのひと言が子どもの生き方も左右しちゃうんです。
子どもの立場に立ってみると全部わかってきますよ。
だから、お子さんに大好きを伝えるのがとても大事なのです。
お母さんがココロで思っていても伝わっていなければ、意味がありません。
スーパーで「置いていくよ」というママも、心の底から置いていきたいわけじゃありませんよね。お子さんのことは大事なはずです。
スーパーで駄々をこね始めた子の対処法を次回はお伝えします。
さあ、今日、寝る前にお子さんに「大好きだよ」と言ってみてください。落ち着いて眠ると思います。
もう寝てしまっている方は、明日の朝「大好きな○○ちゃん、おはよう。」と起こすのはどうでしょうか。
小さいお子さんなら、ギューッとしてあげるだけで、お母さんの大好きが伝わりますよ。
子育て応援しています。
では。
東ちひろ
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