センター試験は、「見守り力」が勝負です
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
明日は、大学センター試験です。
なぜだか、センター試験の時はぐっと冷え込み雪もよく降ります。
上の娘が受けた時にはツルツルの雪の上を30キロくらいでそーーっと車を走らせて送り迎えをしました。(タイヤは替えていますが)
まず、子どもが受験生であれば、親ももれなく受験生の親になれてしまいます。
ココ、拒否権なしです(´_`。)
子供が受験する時は、親も相当の精神力を使います。
あっ、お金も使いますね。
受験は、親が受けた方がラク?と思えるくらいにハラハラドキドキするんです。
わが子が悲しい顔をすると思うと切なくなります。
こんな時ではありますが、ココは親の「見守り力」が大事です。
テストを終えた後に「出来た!?」とは聞かない方がいいでしょう。
聞くのは、親の自己満足だけなので。
言うとしたら「お疲れさんだったね」とねぎらます。
そして、自己採点をした結果は、2日目が終わってから「どんな感じだった?」と聴く程度にとどめます。
聴く限りは、案外点数が取れていないことも想定しておきます。
実際には、センター試験の得点次第で受験校を検討することもありますから、テストの出来は無視できません。
冷たいようですが、、、
親が子供にしてやれることは、見守ることです。
でね、この「見守る」って一番大変なんです。
「どれくらいできたの?」
「他の人は自己採点は何点だったの?」
と言いたいことを言う方が断然ラクなんです。
自己採点結果を聴いた後に考えるといいことは、そこからの最終的な志望校選びです。
子供だって、どうしたらいいのかわかりません。
とはいえ、「志望校を下げなさい」と強制的に言ってしまうと、今度は「お母さんがこうしろ」と言ったいう話になります。
それでも落ちることはありますから、そんな時には「親が決めたから・・・」と言い訳に使われるようになります。
ダメだから志望校を下げるのではなく、自分にとって一番いい学校を検討するという感じの方が前向きです。
子供に言う時にはアイメッセージがおすすめです。
「お母さんは、○○と思うけどね」
これまでに親子関係かよろしければ、貴重な意見として尊重してくれます。
受験で大事なことは合格することではありません。
(そうは思えないと思いますが)
合格しても、合格しなくても、あなたのことは大事な子、合格しないからといってあなたの価値には何も関係ないことを伝えます。
これが「無条件の愛情」です。
※センター試験は不合格というのはなくせいぜい足切りです。
無条件に自分が愛されていると感じた子どもは、本当の意味で強いんです。
万一、不合格になったら、親に見放される、失敗した子と思われるとしたら・・・
怖くて受験出来ません。怖くて緊張して力も出せません。
この時期は、とかく子ども優先になるときですが、ママも十分ご自愛くださいね。