ハッピーママの子育て心理学@東ちひろです。
「甘えさせる」と「甘やかす」は違います。
【自立ヘのステップ】を書いてみました。
【親がすべてを世話する段階】
子どもが生まれた時は、愛情をもって子どもの世話をしましょう。
【教える段階】
お子さんが自分ひとりで上手にできない時は、
お母さんが「具体的なやり方」を
「ていねいに」「何度でも」教えてあげる必要があります。
【自分でやる段階】
時間がかかっても、子どもが自分でやろうとした時には、
「お~、スゴイね」
「ひとりでできるんだね」
と認める言葉をかけましょう。
ここで、「甘やかす」とは、子どもに十分に考えさせず、
子どもができるまで待てずに、本来子どもがひとりで
やるべきことを、親が先回りしてやってしまうこと
を言います。
たとえば、子どもが時間をかけて、
靴をはいている時に、それを待つことが出来ない親が、
はかせてしまうことを「甘やかし」と言えます。
上手にはく機会を減らし、自立を損なうからです。
【甘えさせる段階】
子どもが「ママ、やって~」とせがむ時の対応です。
もしも、自分でできるのに「ママ、やって~」と
言ってくるとしたら、それはママに甘えたいのだと
思います。
そんな時は、「大事な子だから、やってあげよう」
とママが手伝ったり、一緒にやってあげたりする方法
があります。
十分に甘える経験ができれば、自然におさまります。
もし、ママに甘えたいとしても、いつまでも
『ママやって~』が続く場合には、ママと子どもと
半分ずつやってみたり、
「お母さんがそばで見ていてあげるからやってごらん」
と自分でもトライしやすい環境を整えていきましょう。
「甘えさせる」は、「プラスのふれあい」のことを言います。
「プラスのふれあい」とは、抱っこ、おんぶ、手をつなぐ、
添い寝をする、頭をなでる、「大好き」「味方よ」と
言葉で伝えるなどです。
これは、いくつになっても、
下のきょうだいが生まれても、
やりすぎることはありません。
子どもが欲しがるだけ、甘えさせてもよいのです。
むしろ、ママからたくさん「プラスのふれあい」
をしてもらえると、心が安定した子どもに育ちます。
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