「無理」な状態をどうするか(柏たなか教育工房 黒野) | 豊四季教育工房、豊四季教育工房 はなれ、柏明原教育工房、柏たなか教育工房、柏の葉教育工房、虹の島の教育工房 からのお便り。

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地域教育工房のせきたさんは千葉県柏市にある学習塾の中の人です。個別学習を行っています。生徒さんたちが大好きです。これから虹の島・八丈島にも学習塾をつくります。

「この問題、難しくて無理!」「この高校に行きたいけど、私じゃ無理!」

こういうセリフを少なからずよく耳にします。

 

たしかに、客観的に見ても今のままでは無理な状態だということはあると思います。しかし、大事なのはその先です。無理だと思うならどうすればよいのか、自分はどうなりたいのか未来視点で考えてみてください。

 

そこから逆算してやるべきことを細かく分けていけば、それなりに道筋が見えてきます。無理だから諦めるのは簡単で楽だと思いますが、一度逃げ癖がついてしまうと、これから先の人生でも同じように逃げ続けるようになり、成長の機会を失ってしまいます。

 

どこかで越えなければならない壁にぶつかった時、自分に都合のいい言い訳をして逃げるような人間になってはいけません

 

やる前から無理というなら、まずやってみましょう。やっても無理なら別のやり方はないかと考えたり周りに相談したりして、解決策を探ってみましょう。

 

出来ると信じて練習し続けていけば、昨日出来なかったことが今日出来るようになって、明日はもう少し出来るようになって、その積み重ねで無理なことが少しずつ「出来る」ようになっていきます

 

出来る状態になるまで何週間も何か月もかかるかもしれませんが、何回も修正を繰り返しながら、途中で辞めずに続けることが必須条件です。

 

人は成長していく過程で、出来ることも出来ないことも増えていきます。常識にとらわれてそこから逸脱することを恐れたり、自分に対する自信のなさから変化を拒んだりするようになるため、勝手に「限界」というラインをひいてしまうです。

 

つまり、自分の可能性をどんどん狭めていくのは、他の誰のせいでもなく、自分自身の心による思い込みです。周りに何を言われようと、自分の可能性を自分で否定してはいけません

 

今一度、自分がどうなりたいのかをよく考えて、その上でやるべきことを地道にやっていきましょう。たとえ結果が上手くいかなくても、それを目指してやってきたことは決して無駄にはなりません。

 

いわゆる「才能」というのは、チャンスをつかもうとする勇気と失敗から学べる冷静さだと思います。成功からも失敗からも多くを学んで、次へ生かしていくことが大切です。