上司になった私へ (6) 異動して1年。セクショナリズムというものが…よくわかった。 | 玉砕か、貫徹か…

上司になった私へ (6) 異動して1年。セクショナリズムというものが…よくわかった。

久々に仕事の話をします。




前の部署から今の部署に移って一年が経ち、


今日は事業部長と食事に行きました。
(いわゆる、会社役員です。)




そして、話をして、まぁ、自分は「外から来た血」だなというのがよくわかりました。



事業部長から、



「●●(私の前の部署)にいる若手がちゃんと育つのか、彼らはかわいそうだ」と。




はっきり言って、「ふざけるな」と思いましたよ。




私は前の部署に心酔してるわけじゃない。ただし、今の部署にも心酔してるわけでもない。





各部署には各部署の良いとこ、悪いとこがある。




どちらにいる若手が優秀だとか、そんなこと「所属部署」で決まるわけじゃない。



「何を考え、どう行動するか」


環境もそうだが、


自分が考え、社内外で行動できる量・範囲で、自分の成長なんて如何様にも変わる。




まあでも、トップにそんなこと言われて、やっぱり悲しかった。



「自分の部署」が可愛いんやなと、思った。




そして、そこでずっと育った生え抜きが可愛いんやなと。




会社なんてそんなもんやし、前の部署で私は散々可愛がってもらったんで、



今自分が逆の立場になって、会社のセクショナリズムがよくわかる。






でも、よかった。





こんな経験ができてよかった。




外から来た人の辛さがよくわかった。



そして、自分がまだ今の部署で力を発揮できていないことも、



いや、認められていないことも、よくわかった。





むかつくけど、自分の非力さを認めざるを得ない。





この非力さは、前の部署にいる沢山の後輩に対し、本当に申し訳ない。








道を拓くために、私が頑張り、結果を出さなあかんのに。








絶対に、この悔しさは忘れない。





そして私は、絶対にこんな経営管理職にはならない。