住商に行った後輩達 | 玉砕か、貫徹か…

住商に行った後輩達

先週の土曜日、


大学テニス部後輩の結婚式がありました。

テニス部の同期、後輩は、



東京海上、住友商事、三菱化学、NTTコミュなど、


俗に大手と言われるところに皆行っています。


その中で最も多いのが、住商。


近い後輩だけでも4人が住商です。



そのうち、2こ下の後輩2人と、1こ下の後輩1人が

結婚式に参加しており、


仕事の話をしました。


彼らは昨年から今年にかけてバタバタと異動となり、


一人が北京、


一人がシンガポール、


一人がロンドン、


と、なりました。


住商の育成制度で、2年限定の赴任とのことです。


後輩曰わく、

「同期はほとんど海外に行ってます」と。


シンガポール以外の二人は営業職ではありせん。


ロンドンに行く後輩は、


ロンドンへの海外赴任を誇らしげに話していました。




部活や会社の愛すべき後輩が、


生き生きとしながら自慢してくれるのは、


とても嬉しいことだと、ここ何年かで思うようになりました。


私も歳をとったのかもしれませんが、


「自分の自慢を聞かせたい相手」として、


私を選んでくれるのはとても嬉しいなと。



後輩には、ぜひ新天地で頑張ってほしいです。




ですが、



まだ、私は後輩の幸せをただ喜んで終わるだけの人間には、


なっていないようです。



後輩の話を聞き、




「で…?、俺は何?、俺はどこで何してんの?」



そう、思いました。



何度も何度も書いてきましたし、


海外に行くことが偉いことではないと思っていますが、


それでも、



誰でも行けるわけではない新しい地で、


新しい世界、人々、文化、仕事、環境の中に身をおけることは、


自分の人生を一層、


素晴らしいものに進化させていくだろうと思います。



正直、そんな制度のある住商がうらやましい。


でも、


ないものねだりはしません。


ねだるだけでは、私は終わりません。



能力的に彼らに劣ってるとも思いませんし、



私には誰にも負けない、


「しつこさ」


そして、


人を笑わせ、誰とでも仲良くなれる愛嬌


があります。



今、淡々と勉強している英語も私の未来の一助となりますが、


この、悔しさ、うらやましさを


私の心の燃料にして、



更にアクセルを踏んでいこうと思います。






理由なんて、何でもいい。


格好わるくてもいい。




最後は、


「手にしたか」


「手に出来なかったか」



これが残るだけだ。