上司になった私へ (4) 「部下を馬鹿にしてはいけない」+「そんな上司に対して私のとった対応」 | 玉砕か、貫徹か…

上司になった私へ (4) 「部下を馬鹿にしてはいけない」+「そんな上司に対して私のとった対応」

前回の(3)も、「高圧的な上司」というタイトルでしたか…(苦笑)



今回も、図らずもそんな感じになってしまいました。


すみません。





私の二次上司です。




部下に対して、


「なに言ってんだよ。そんなわけないだろ。どっから来てんだよ。これはさー」



鼻で笑いながら、





自分の思いと違うこと、自分の認識とは違うことを言う部下に対して、



偉そうな態度で、こういう迫り方をします。



私も、ここ1週間ほどで、3回ありました。




そろそろ信頼されてきてるかなーと思っていた矢先だったので



残念で、悔しかったです。




それでも、自分の言っていることが正しいと思ったので、



3回とも、しっかり説明しました。




一回目は、



ホワイトボードに上司が書いたフォーミュラ計算式の間違いを指摘し、



二回目は、フォーミュラの+と-が逆になっているのを指摘し、



三回目の今日は、比率の根拠が企画部が年初予算予算で作った資料から来ていることを


説明しました。



全て、上司の理解を得て、「うーん、たしかに、お前の言っているとおりだな」



そういうことばをもらいましたが、



さすがに、ここまで来ると、



「人を鼻で笑って責める前に、自分の計算が合っているのか、考えが合っているのか、

認識が合っているのか、先に確認してくれよ!」



そう怒りがこみあげてきます。




今日はそんなうっぷんがたまって、



上司に、「今、この数値の根拠が何であるかが、何か関係ありますか?


今、話し合うべきことではないと思います。私の根拠がどこから来たのか、今すぐに


出せと言われても、過去のデータを調べないと出てきません。今話しあうべきことが


終わってから、データを持ってきますので待って下さい」


そう言ってしまいました。



上司も、それを聞いてワナワナと震えながらキレ気味になっていましたが、



その後の私の「今話すべきこと」の提案内容、そして、上司の持っている資料の


中に、私の数値根拠がきっちり書かれていたことから、



事なきを得ました。



上司の理解を得られました。





「捨てる神あれば、拾う神あり」です。




なんで、この人は、こんなことで切れるのか?



2か月前に、上司も確認のうえで作成した資料の内容に対して、


どうして今になって「おかしいだろ」と言うのか?しかも、結果、おかしくなかったし。



そんなムラムラが今もたまっていますが、



それでも、「捨てる神あれば、拾う神あり」



神様がちゃんと見ていてくれたようで、よかったです。



私が間違っていないことを、上司の前で



上司自らが証明することになりました。




「正しいことをしていれば、絶対に最後は勝つ」



それを感じて、ほっとしました。




そして、最後に、その上司には、こうメールしました。



「今日の打ち合わせでは、ご質問に対して的確に即答することができず、


また、不快な思いをさせてしまい、もうしわけありませんでした。


自分としては、数値内容、資料作成、仕事への取り組みについて、


適当で行っていることは一切ありません。


たとえ、仮の数値を使うにしても、課長に相談のうえ、課長の許可のもと、


実施をしています。



ただ、今回、その根拠について聞かれた時にしっかりと説明ができず、


ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。


自分が、部長の信頼をまだまだ得ていないということはわかっておりますが、


そのような自分に対し、非常に悔しく思います。


今後、より一層気持ちを引き締め、信頼される営業マンとなるべく、


精進致します。


今後ともご指導いただけますよう宜しくお願い致します。」







自分から、一歩歩み寄ること。



これが私のポリシーです。



悔しくても、二度とこんな悔しい目にはあいたくないし、



信頼されないのも嫌なので、



今、ここで一歩歩み寄ることが必要であれば、私はそうします。