上司になった私へ(1) 「飲み会に誘うということ」
新しいテーマを始めます。
「玉砕か、貫徹か…」というテーマからはずれて、
最近は、尾道のことやテニスのことなど、近況の報告が多くなっておりました。
申し訳ありませんでした。
今の自分は、
仕事外では、
「テニス」と「英語」に力を注いでいます。
それ以外は、ほんとに何もしていません。
これからも、テニスと英語が目標に近づいているかどうか
どうなっているかについては、書かせていただきます。
さて、
「上司になった私へ」
というテーマですが、
じつは、入社した当初から、
このテーマでノートをつけています。
というのも、
よく言われることですが、
「偉くなったら、年とったら、間違ってても誰も何も言ってくれなくなる」
そうなった時に、せめて自分で自分のおかしな点に気付けるために
将来の自分へメッセージを作っておこうと思ったのです。
気付いたことがある度に、このテーマでノートを付けています。
今日は、第一回。
「上司が部下を、飲み会、特に二次会に誘うときにどうあるべきか」
について書きます。
「最近の若い人は酒を飲まない。上司に誘われても断る」
そんなことを言われています。
それを、「上司から誘われてるのにマナーがなってない」
とだけ言うのはナンセンスです。
いろんなことの変化の中で、慣習が変わり、考え方も変わってきている
結果、そういうことが起こっています。
それについて、「悪い」「良い」を言う権利は、誰にもありません。
言ったとしても、それは、「その人の価値観」になるだけです。
たとえば、
「飲み会を断って、オフの時間に勉強をし、もっと会社で活躍できるように
自己研さんしている」のかもしれません。
本来、会社とは「存続」が命題の一つであり、その一翼を担うべく努力して学ぶことは、
会社のあるべき姿の達成に確実にプラスに働くはずです。
一方、「飲み会に行く」ということも、
上司との関係を大切にし、自分も息抜きとしてうまくその場を活用しているのかもしれません。
行くことも大事です。
つまり、行くか行かないかでどうのこうの言うこと自体が、おかしいのです。
さて、「上司が飲み会、特に二次会に誘う」理由は、
なんでしょうか?
一つに、
「飲みにケーション」
があります。
酒を入れて、部下をねぎらう。考えていることや鬱憤などがないか聞き出す。
上司が部下を誘う場合は、こういう理由が多いと思います。
ただ、それだけではありません。
「自分のやり方ややりたいことに従順に従ってほしい。部下にそうあってほしい。
こんな理由の時もあります。
その気持ちは、よくわかります。
「あなたについていきます!」
そう言われたら、誰でも嬉しいものです。
当然、上司はそういう部下がかわいく思います。
でも、それが先走ったら、パワハラでしょう。
もし、上司が本当に部下のガス抜きや部下とのコミュニケーションを第一目標に
飲み会に誘っているのであれば、
「どこか、行きたいところあるか?」
一言でも部下にそう聞くはずです。
上司が部下に「どうしたいか?」を少しも聞くことなく、
全ての行き先を決めているのであれば、
それは、「単に上司が行きたいだけ」、ということになります。
それをしていると、部下はそれを見抜きますし、ついては行きません。
「自分本位なやり方・考え方」は、部下から嫌われる原因となるでしょう。
「部下の気持ちになって。」「部下の行きたい所へ」
上司が部下を飲み会に誘うということが、「飲みにケーション」「ガス抜き」
であるならば、そういう気持ちで上司は部下に接するべきです。
それがわかっていない上司は、
部下の信頼を得ることはできません。
ただ、
これも付け加えておきたい。
そういう上司の気持ちを汲めない部下は、
部下としてだけでなく、
様々な社会環境の中で生き抜く力がないと言えます。
上司と部下が、
『お互いの立場にたって物事を考え、行動する』
まず一番大事なことは、
それだと思います。
「玉砕か、貫徹か…」というテーマからはずれて、
最近は、尾道のことやテニスのことなど、近況の報告が多くなっておりました。
申し訳ありませんでした。
今の自分は、
仕事外では、
「テニス」と「英語」に力を注いでいます。
それ以外は、ほんとに何もしていません。
これからも、テニスと英語が目標に近づいているかどうか
どうなっているかについては、書かせていただきます。
さて、
「上司になった私へ」
というテーマですが、
じつは、入社した当初から、
このテーマでノートをつけています。
というのも、
よく言われることですが、
「偉くなったら、年とったら、間違ってても誰も何も言ってくれなくなる」
そうなった時に、せめて自分で自分のおかしな点に気付けるために
将来の自分へメッセージを作っておこうと思ったのです。
気付いたことがある度に、このテーマでノートを付けています。
今日は、第一回。
「上司が部下を、飲み会、特に二次会に誘うときにどうあるべきか」
について書きます。
「最近の若い人は酒を飲まない。上司に誘われても断る」
そんなことを言われています。
それを、「上司から誘われてるのにマナーがなってない」
とだけ言うのはナンセンスです。
いろんなことの変化の中で、慣習が変わり、考え方も変わってきている
結果、そういうことが起こっています。
それについて、「悪い」「良い」を言う権利は、誰にもありません。
言ったとしても、それは、「その人の価値観」になるだけです。
たとえば、
「飲み会を断って、オフの時間に勉強をし、もっと会社で活躍できるように
自己研さんしている」のかもしれません。
本来、会社とは「存続」が命題の一つであり、その一翼を担うべく努力して学ぶことは、
会社のあるべき姿の達成に確実にプラスに働くはずです。
一方、「飲み会に行く」ということも、
上司との関係を大切にし、自分も息抜きとしてうまくその場を活用しているのかもしれません。
行くことも大事です。
つまり、行くか行かないかでどうのこうの言うこと自体が、おかしいのです。
さて、「上司が飲み会、特に二次会に誘う」理由は、
なんでしょうか?
一つに、
「飲みにケーション」
があります。
酒を入れて、部下をねぎらう。考えていることや鬱憤などがないか聞き出す。
上司が部下を誘う場合は、こういう理由が多いと思います。
ただ、それだけではありません。
「自分のやり方ややりたいことに従順に従ってほしい。部下にそうあってほしい。
こんな理由の時もあります。
その気持ちは、よくわかります。
「あなたについていきます!」
そう言われたら、誰でも嬉しいものです。
当然、上司はそういう部下がかわいく思います。
でも、それが先走ったら、パワハラでしょう。
もし、上司が本当に部下のガス抜きや部下とのコミュニケーションを第一目標に
飲み会に誘っているのであれば、
「どこか、行きたいところあるか?」
一言でも部下にそう聞くはずです。
上司が部下に「どうしたいか?」を少しも聞くことなく、
全ての行き先を決めているのであれば、
それは、「単に上司が行きたいだけ」、ということになります。
それをしていると、部下はそれを見抜きますし、ついては行きません。
「自分本位なやり方・考え方」は、部下から嫌われる原因となるでしょう。
「部下の気持ちになって。」「部下の行きたい所へ」
上司が部下を飲み会に誘うということが、「飲みにケーション」「ガス抜き」
であるならば、そういう気持ちで上司は部下に接するべきです。
それがわかっていない上司は、
部下の信頼を得ることはできません。
ただ、
これも付け加えておきたい。
そういう上司の気持ちを汲めない部下は、
部下としてだけでなく、
様々な社会環境の中で生き抜く力がないと言えます。
上司と部下が、
『お互いの立場にたって物事を考え、行動する』
まず一番大事なことは、
それだと思います。