地震…そして、対応 | 玉砕か、貫徹か…

地震…そして、対応

地震が起こってから少し経ちました。

ブログをご覧いただいた皆さんは、大丈夫でしょうか?

私は、地震発生時、会社におりました。

揺れはひどかったですが、本社も、自宅も、大きな損害はありませんでした。

しかし、取引先は東北地区で多大な被害を受けていました。

取引先の担当者は、土曜日の朝から仙台に車でむかっていました。


そんな中、


私は、会社の対応の遅さと取引先との間で、


「会社として、自分として、誠意ある対応とは何か」


ということを考えていました。


土曜日、


取引先から、当社の生産拠点や物流拠点について問い合わせがありましたが、


具体的な会社からの発表はなく、

取引先からは、

「もう発生から24時間ですよ。御社は、えらくゆっくりしてますね」

と、いわれました。


会社として恥だと思いましたし、

自分が会社を代表して、出来る限りのことを調べて、

報告しようと思い、そうしました。

また、土曜日昼過ぎに会社に行きましたが、

会社には誰もおらず。

電話が何度も鳴っていました。


私は、


調べた情報を管理職メンバーに送り、日曜の本社の番をお願いしました。


結局、


私が作って送った内容が、会社の第一報となりました。


こんな大事なことを、私が気付いてやらないといけないのか


管理職は、何を考え、行動しているのか。


一人の管理職が、月曜日に私にこういいました。

「一人で色々すまんかった。ただ、こういう状況やから、家族でいることも大事だと思った」と。


それは、よくわかる。


でも、社会的な立場や、会社としての対応は、


それでよいとは、私は思えない。

私が、今回、


土日に様々な対応をしようと思えた、できたのは、

取引先が気付かせてくれたから。
取引先に感謝したい。

たぶん、自分一人や、会社の流れに任せていたら

迅速には対応できなかった。

そして、そういうことが続けば、

自分自身が的確な考えや、対応を取れなくなり、


取引先や社会からの信頼も失う。


人それぞれ「誠意」や「責任」に対する考え方がある。



私は、最低限、私の思う「誠意」と「責任」を

取りたい。


今回のことを、忘れないようにしたい