転職活動⑦ ~週末に聞き、話し、考え、感じたこと~ | 玉砕か、貫徹か…

転職活動⑦ ~週末に聞き、話し、考え、感じたこと~

こんばんは。

この週末は、色々な話を聞き、話しました。


自分自身でIT業界を調べるとともに、


木曜日は、SEをやっている後輩から話を聞きました。


金曜日に、エージェントのインテリジェンスの方とお会いし、

IT業界についての詳しい説明や、今回内定をいただいた会社について

話を聞きました。

私も、事前に調べたことや感じたことが正しいのか聞いていただきました。


また、おなじく金曜日、


尊敬しており、現在の上司である本部長に


転職活動の現状や業務の希望などを率直に話しました。



最終決断はしていないですが、


明日、改めて社内の方と話をする機会があるので、


そのあと、決断したいと思っています。




この2週間ほど、



色々考え、話をし、学びました。


そして、


なんとなくですが、2つのことが見えた気がしました。



まず、一つは、



ベンチャー企業は特に、

「優秀な者とそうでないものの差がはっきり出る。

そして、優秀なものだけが次々と価値のあるものを生み出し、

事業や会社を作り、高い所得を得ていく。

その業界に飛び込んだものの、

優秀でないものは、

普通のサラリーマンをするより、所得も減り、人に使われ、

辛い仕事を長時間しなければならない」

ということ。



二つ目は、



「うちの会社に残る」


ということは、


その決断をする時点で、

「リスクを軽減する道を選んだ」ということ。


リスクを回避し、人生をかけた挑戦を避けたその心は、


その人の価値観そのものであり、


ベンチャーを次々と作ってつき進む

起業家とは思考回路そのものが違うということを


認めざるを得ないということ。


である。




ちょうど金曜日の定時後、


去年まで新卒採用の部署にいた人と話をしていて、


その人がこんなことを言った。


「就職難だと言っても、本当の優秀層には内定がたくさんでる。

うちには来ない。彼らは、初めからうちを見てはいない。


起業を目指して、そういう行動をし、そういうことができる会社しか


受けに行かない。だから、うちを受けることはない。」と。


それを聞いて、


今回、私が内定をもらった会社の


新卒の面々や、若手社員を見て、


「彼らがそれに値する者たちなんだな。」


そう思った。




そして、そんな彼らの中でも、


ごく一部の者しか手に入れることができない


「ベンチャーを立ち上げ、若くして成功する。」


ことを夢見て、


これからも私たち大企業にしがみついてのほほんと暮らしている


者たちと別の次元で、


切磋琢磨し、努力していくんだと思った。



奇しくも、


年始にお会いしたその会社のCOOは、


「私がその会社でやっていけないんじゃないか。だから、やめた方がいい」


と、エージェント会社に言ったそうだ。






私が悩んでいる段階で、



私がそちら側の人間でないということを


COOは感じたのかもしれない。




いずれにせよ、




今の若者は二極化しており、



私が属さないもう一つの一極を、


今回の転職活動を通じて見た気がした。




何か、


とてつもなく強く、


今私がいる世界と次元の違う、


挑戦とスピードで渦巻く、


命がけの世界を、


見た気がした。



そして、


自分の甘さと、


今いる環境のありがたさを、


実感した気がした。





最後に、




自分の力のなさと…