転職活動③ ~ベンチャー企業の効果的な採 | 玉砕か、貫徹か…

転職活動③ ~ベンチャー企業の効果的な採

24日、

予定通り最終面接がありました。

が、

面接官は経営者ではありませんでした。

理由はわかりませんが、

そうならそうと、事前の連絡がいりますよね。

たぶん最終面接っぽくなかったし、

まあ、このへんのきっちり感がないのが、

よくもわるくも若い企業なのかもしれません。


と、そんな点ではなく、

今受けている会社の「素晴らしき採用の仕組み(特に新卒)」

を、発見しましたので、ここに書きたいと思います。

この手法は、

他のベンチャー企業や、

優秀な人材を求める中小企業にも

適用できる可能性があります。


つまり、
・ブランド力(会社のネームバリュー)
・採用活動資金

の2点に欠ける企業が優秀な人材を確保するための
効率的な手法です。

その手法というのは二つです。
特に、②が優れたしくみです。

①中途採用エージェント会社と太いパイプを作り、エージェント会社から
 転職活動中の優秀な人材を優先的にまわしてもらう。優秀な人材に対し
 エージェントからその会社をすすめてもらう。

②新卒採用対象に、大学を選定して(ほしい人材がいるであろう大学数校)

 インターンシップの募集をかける。また、インターンに来た学生には、

 「学ばせてあげる」という視点ではなく、「さあ、ビジネスマンとして

 君が考えるものを作っていいよ。それをうちの会社でやってあげる。」

 というインターンでは考えられない権限を与えてあげる。


という2つです。


②についてはポイントがあります。それは、「インターンに来た段階で、

無条件で彼らを囲い込むという意思を企業側が持ち、初めから大きな

権限を与えてあげることで、やりがいと期待を感じさせることです。

これにより、学生側はその企業に対する感謝(やらせてもらえた)と、

もっとやりたいという期待を抱き、その企業に対する意欲が高まります。

企業側のリスクは、来るかどうかわからない学生・能力が高いかどうか
 
わからない学生に会社の内実を見せて権限移譲すること⇒情報漏えい&

経営的(失敗の)リスクがありますが、メリットとしては、ほぼ無償で

学生の発想等を活用できるという点があります。

何とも言えませんが、ぶっちゃけ彼らの頑張りで、多少の会社の運営は

こと足りるのかもしれません。(学生や若者の力を侮ってはいけないと

私も常々思いますし、社歴を重ねた人が良い仕事をできるともかぎりません)

そして、一度、ある大学の人間を採用してパイプができれば、その子の

ゼミの後輩など、引っ張ってこれやすくなります。これは、体育会的な

つながりの採用とかと一緒です。


私が今受けている会社は、この②が半端ない力をもっているようです。

非常に素晴らしいと思います。




転職活動していて思いましたが、


「転職活動先との出会いも、また一つのビジネスチャンス。

 たとえ転職しなくても、どこかで何かつながるかもしれない。」


最近、そんなふうに思うようになりました。


中小企業診断士の出会いもたくさんあり、

TAC講師の話を聞いていても感じましたが、


「どこで何がつながり、チャンスになるかわからない。ひょんなつながりから

 一気におもしろいことが開けることもある」


と思います。