30歳前後に訪れることが、思考と会社生活を大きく変える | 玉砕か、貫徹か…

30歳前後に訪れることが、思考と会社生活を大きく変える

ふつう、

企業というのは、

同じようなタイプの人間が集まるものです。

学歴や学部(メーカーなら技術者や研究者が多い)などは、特にいい例です。

そんな中で、

うちの会社の男性社員の特徴として、


『30歳前後が転機となっている』


ということが、言えます。


30前後に迎える二つのこと。

一つは、


「今の部署から出たい。もっと輝ける仕事がしたい。海外で勉強したい。転職したい。」


という、自己成長への欲望の顕在化。そして、実際の行動になってそれが現れるということです。

これは、

入社から5年前後が経ち、一通り仕事のサイクルをマスターし、さらにそこから成果を出し、

自信を得て、次の挑戦への欲望と現状の業務の慣れに対する閉塞感から生まれていると

考えられます。

私の先輩でかなりの人がこの時期に、

①社内公募人事で部署を変えた
②転職を試みた
③海外留学を試みた

以上3つのどれかをやってます。
ちなみに、②と③が、「試みた」となっていて、「やった」となっていないのは、
結局、できなかった、しなかったからです。


次に二つ目は、


「妻の出産(子供の存在)が、上記一つ目に対する挑戦意欲と物理的に可能な状態をかき消す」


ということです。


この時期の男性に対し、妻の出産と子供の存在は、

「これまでの延長線上にある自己成長意欲(勉学やリスクを背負っての挑戦)」

から、

「家族を守るための自己成長(誰かのための自己成長)意欲」


への大きな心の変化をもらたします。


海外留学も、転職も、


うちの会社の奥さんは、子供ができたら大体、

「しないで」

と、夫に言っているようです。

そして、夫は、可愛い子供と妻のために、

それを優先する。


あ~~、


チャンスを逃してしまった。



そして、



勉強や、リスクを背負った挑戦をしなくなります。



私は、


子供がとても好きです。


そして、自分も妻や子供ができたら、

彼らの幸せを優先したいと思うようになるでしょう。

だから、

そうなっていった先輩を否定はしません。


ですが、


だからこそ私は、そうなることがわかっているから、

今、


やらなければならないのです。



「子供ができても、やろうと思えばできる。」


そう言う人はいます。

でも、

その人は、してません。


やはり、「どうしても物理的に厳しくなるよ」という人が多い。


これだけは言っておきます。



「守る」ことは、「受け身」である。

「挑戦」は、  「能動的な行動」である。





得られるものは、根本的に違います。