転職・起業できないのは… | 玉砕か、貫徹か…

転職・起業できないのは…

私のブログ、

ほとんどだ~れも見ていないですし、

何書いても誰からの反響もありませんので、

ほんとに自由にやりまくってしまってもいいのかなと最近思い始めました。

「いつか誰かが弔いに来てくれたら…」みたいなこと言ってた延麒のように、

私も、いつかこのブログを誰かが見てくれたらなと思います。



さて、今日ぺタがついていたのですが、KAIという方からでした。

内容にとても興味が湧いて、少しブログ読ませていただきました。

高校卒業~大学中退~記者関係の仕事をして、起業されたとのことです。

給与について先輩の方と話をしたのが転職(起業)のきっかけとなったと書いてありましたが、


この部分について、今の自分とKAIさん、また私の友達と比較して色々考えました。

私の地元の友達で、神戸の小さな靴メーカーから転職して、中堅の靴メーカーに転職した奴がいます。

その中堅靴メーカーが、コムデギャルソンとコラボしたりしてるのを雑誌で知り、

勝手にその会社にメールを送って、特別に面接してもらって内定を勝ち取りました。

また別の友達は、大学を中退したあと、個人事業主として家電の修理を生業に、日々奔走しています。

私はサラリーマンです。

でも、今のままこの会社にいていいのかという思いは尽きません。

営業としての成績や、発想、周りの巻きこみ方、自分のやりたいこと、この会社が自分の最も適した会社かどうか、

周囲の意見などを聞いていると、どうしても、自分はここよりももっと自分の力を発揮できる場所が

あると思ってしまいます。

やりたいこともある。「これかこれ」というものもある。でも、転職できない。

なぜか?というところに自分の「足かせ」があると感じました。

これは大企業病の一つだと思いますが、つまり、「リスク」です。

KAIさんは、記者関係の仕事をやめるリスクは少なかった。大きなリスクは今の給与だったはず。

逆にKAIさん自身も書かれていましたが、「将来の給与」や「体を悪くした時などの保険」

は、記者の仕事では保障されていなかった。これが転職の原動力になった。

私の地元の友達も同じ。「今よりもいい場所」はたくさんあった。


しかし、


私はどうか…


親や周りへのプライドや、それが当然だと考える人達の中で、自分もそれが当然だと思い、勉強して、

一流大学に入り、大学ではやりたいスポーツにあけくれ、そういう体育会で培った力みたいなもんを

就職活動の武器にして、一流企業に入った。


普通にいけば、将来の給与もそこそこ保障されてるし、今の給与も悪くはない。

福利厚生もしっかりしてるし、暮らしも楽しい。何より、自分と似たような人生の経路をたどって

きた人がおおく、共有できる話がたくさんある。考え方も近いのかもしれない。

だから居心地がいい。



だから、この場所から離れることに、ためらいがでる。



でも、このためらいに、「お前がやりたいことはその程度か!たいしたことねえな。ならやめとけよ」と

言われたくはない。


ポーカーやってて「ストレート」だったら、捨てますか?

5枚とも捨てれますか?ストレートより上目指すなら、全部捨てるしかないですよね。

誰だって、悩むでしょう。てか、普通は捨てないです。

私は、今ストレートくらいにいると思います。

今の会社でなら、その中でそこそこの道は築けていると思います。

だから、なおさらためらってしまいます。



「企業が多角化する時、人材等の経営資源のスラックがあるから行う時もある」

ということを、企業経営の本で読んだ時、


「なんだ、じゃあ別に『強み』とか『ネタ』とかなくたってやる時あるじゃんか。

それでやっていけることもあるんだ」と思った。


失礼な言い方かもしれないが、

「『今』に満足していないから、一歩踏み出す」

ことで成功する場合だってあるんだと思う。


大事なことは、「一歩踏み出す。そして、やる。」ことなのではないだろうか。


必ずしも、「これだ!」というネタが初めから必要なわけではない。


そう言い聞かせつつも、


結局リスクを取るということにすごく抵抗があって、くすぶっている私。


でも、いつまでもこの会社にいても、



私が目指す私にはなれないと思う。



大企業で働く人の最終形態は、「マネージャー」もしくはそのうえの「マネージャー」

とにかく、人や組織を管理・運営し、回す人。






私の強みは、そういう既存のシステムを回す「マネジメント能力」ではない。











だから、私に対する会社の評価は、いずれ止まるでしょう…