革新者のジレンマ みたいな? | 玉砕か、貫徹か…

革新者のジレンマ みたいな?

というのは、おおげさかもしれませんが、

「既存取引の不利益につながる」ということで、

新しい日本の文化をつくるかもしれないと思った新しい提案を、

今日、却下されました。

「ある既存商品をもっと別の用途で訴求する」という私の考えは、

「その想定した訴求ルートの中に、既存の大事な取引先の心象を悪くする可能性が高いと思われる
 販売促進策が入っている」

ということで、その大事な取引先を顧客にもつ部署の課長から、いろいろ厳しいお言葉を頂戴しました。

確かにその点は、指摘していただいてよかったとおもいます。私のみえていない点でした。

しかし、一点だけお話ししました。

「イノベーションを行うには、自己否定が必要な時もある。

MDの売り上げを守るために既存のものの延長線上にある開発を中心に行い、

ハードでの保存という開発に出遅れたソニーは、ヘッドホンステレオの市場をipodに奪われた。

目先のことだけにとらわれていてはいけない時もあると思います。」


資格の勉強でよく出てきたこと、ある市場のシェアなどの話でよく出てくることが、

まさに私の会社の身近でも起こるかもしれないと思いました。



ただ、私の先見性、仮説が必ずしも正しいという保証はありません。

いろんな方を説得するには、「思い」や「感性」だけでなく、それを裏付ける根拠が必要であり、

それが足りていないということは痛感しました。


私の良さは、「しつこさ」だと以前、書きました。




まあ、こんなところではあきらめませんよ